【冬休みの宿題】小学生・中学生のおすすめ!読書感想文にぴったりの読みやすい本・小説15選

目次

長期休みといえば読書感想文。
宿題の中でもこれが一番頭を悩ませるという人や、親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな読書感想文を書くうえで、おすすめの小説をご紹介します。
読みやすいものから、読む価値のある名作までいろいろと紹介いたしますね。

小学校1年生の読書感想文向けの本・書籍

1|一さつのおくりもの(著者:森山京、絵:鴨下じゅん/講談社)


小学校1年生にお勧めなのが、名作の児童書である本書。
まだ文字だけの本に慣れ親しんでいないお子さまにも読みやすく、また内容もわかりやすくためになる本なので読書感想文にはうってつけ。
しかも、人間関係の深いところまで思いをはせることもでき、この本を読んだ感想をお子さまがどう書き上げるのかというのは、親御さんでも楽しみになるかもしれません。
登場するのも、かわいい熊ですし、内容も穏やかですので、子供受けもきっといいはずです。
楽しんで読めて、内容も優しく、そしてしっかりと考えさせられる内容も入っているため。読書感想文の題材としてもしっかりとその役目を果たしてくれる一冊です。

2|おねえちゃんて、もうたいへん!(著者:いとうくみ、絵:つじむらあゆこ/岩崎書店)


兄弟のいるご家庭のお子さまなら、これもなかなか面白い一冊。
家族という一番身近な人間関係の中で、子供にとっては最も影響力の強い関係が兄弟姉妹ですから、きっと実体験を伴った感想を導き出すことができるでしょう。
お子さまの中には、まったく自分に関係のない世界に思いをはせるのが苦手な子供もいます。
そう言った子供にとって、自分の実体験とリンクしている作品は、集中してのめりこみやすく感想文も書きやすいものです。
そして何より、こういった本に親しむことで、段々と自分の生活とはかけ離れた世界を描いた物語でも、実体験のように感じれる読書力が身についていくのです。

小学校2年生の読書感想文向けの本・書籍

3|おともださにナリマ小(著者:たかどのほうこ、絵:にしむらあつこ/フレーベル館)


お子さまが初めて体験するSF小説になるだろう一冊。
とはいえ、舞台は子供にとって最も親しみ深い学校という世界で、その先に待ち構えているのが不思議な世界であってもすんなりとその世界になじむことができるでしょう。
本作の作者であるたかどのさんは、そんな子供たちがすんなりと入り込める、やわらかな不思議世界を描くことに関して定評のある児童作家。
創造力が掻き立てられるこういった本は、読書感想文にも書きやすく、読んでも楽しい本が多いのです。
サイエンスフィクションではなく、少し不思議なSF小説に慣れ親しむにはいい機会かもしれません。

4|あらしのよるに(著者:木村祐一、絵:あべ弘士/講談社)


特に読書が苦手なお子さまにお勧めなのが、こういったアニメの原作となった小説。
特に、アニメ映画「あらしのよるに」は、大人子供を問わずたくさんファンのいる感動作で、それ自体もしっかりとした名作として見せておきたい作品です。
そして、読書の苦手なお子さまには、まずアニメから導入するとすんなり読めるようになります。
感想文を書くというよりも、そもそも本を読まないというお子さまをお持ちの親御さんは、一度こういったアニメの原作となった本から入ってみてはいかがでしょうか。

小学校3年生の読書感想文向けの本・書籍

5|わらうきいろオニ(著者:梨屋アリエ、絵:こがしわかおり/講談社)


往年の名絵本「泣いた赤鬼」をほうふつとさせるタイトルですが、内容はもっと現代的。
それどころか、現代の人間社会でも大きな問題ないなっている自己肯定というものを主題にとった、なかなか内容の深い作品です。
そして、こういった考えさせられる主題の本は、読書感想文にはもってこい。
内容的には、派生させればいじめ問題と、その解決策の一つというレベルの話にまで派生させることの出いるような内容で学校への印象もいいでしょう。
もちろん、内容的にちゃんと面白いというのが一番のおすすめポイントですが。

6|あたしって、しあわせ!(著者:ローセ・ラゲルクランツ 絵:エヴァ・エリクソン/岩波書店)


ある意味大人も見習いたいポジティブシンキングの本。
主人公のドゥンネは、とにかくあらゆることに関してそれを「幸せ」という感想で締めくくるという生活を送っている少女。
そうして、ある意味赤毛のアンの様な幸せさがしをしていくことで、見えてくる幸せの本当の意味。
特に小学校3年生頃になると自我が急速に成長を始めて、何かと日々の生活に不満を漏らし始めるころですから、こういった幸せさがしの本はきっといい影響を与えるはずです。
読書感想文としても、自分の実体験を交えて描いていくなど様々な展開が期待できる一冊になっています。

小学4年生の読書感想文向けの本・書籍

7|おうだんほどうのムッシュトマーレ(著者:香坂直、絵:フィリケえつこ/小学館)


お洒落な装丁や挿絵と、ユーモアたっぷりな文章。
それでいて、人生における大切なことを教えてくれるこの本は。読書感想文でなくとも一度お子さまには読ませたい本の中の一冊です。
人間誰しもが経験したことがある、心の信号無視をしようとする瞬間。
悪いとわかっていてもやってしまうそんな時に現れる、怪しげで優しげでユーモアたっぷりな紳士、それがムッシュトマーレ。
これから多感な思春期に入ろうとするお子さまにとっては、きっと為になる一冊。
心の声に正直になるということ絵お表現した、乾燥の書きやすい一冊でもあります。

8|クララ先生さようなら(著者:ラヘル・ファン・コーイ、絵:いちかわなつこ/徳間書店)


余命を宣告された担任の先生を、生徒たちがどう見送っていくのか。
そんな、重たいテーマについて、優しく、そして感動的に書かれているのが本作。
本の中で子供たちは、先生のために自分たちできれいな棺桶を作ってあげようと提案し、それを巡って大人たちも巻き込んで色々な出来事が起こっていきます。
命という重たいテーマではありますが、それだけに感想文に書く楽しさのある本。
小学校高学年に向かっていくお子さまにとっては、そろそろこういった命について考えさせられるような本を読んでみる時期かもしれません。
そして、そう言った目的で読む本としては、とても優れた一冊であることは間違いありません。

小学校5年生の読書感想文向けの本・書籍

9|ユウキ(著者:伊藤遊/福音館書店)


思春期に向かう多感な少年期の最後に読みたい一冊。
転校性の多い札幌で過ごす主人公の少年の前に、次々と現れる「ユウキ」という名の転校生。
少年らしい様々な思い出とともに、そんなユウキたちとの別れや出会いを繰り返しながら、主人公は六年生の新学期に4人目のユウキに出会います。
そして、この4人目のユウキは女の子。
はじめは注目を浴びていた少女も、段々と注目を浴びなくなり、そしてそのどこなく不思議な感じから倉腕孤立、しかし主人公は彼女が気になって仕方がない。
子供の友情以上であっても、甘い青春未満のこのころの子供にしか感じることのできない感覚を見事に表現している、読書感想文抜きでも読んでほしい作品です。

10|みどりのゆび(著者:モーリス・ドリュオン、訳:安藤次男/岩波書店)


これまで、頼るべき存在であった大人という存在。
思春期に行くにしたがって、そんな大人に対して批判的な目を持ったり、反発したくなるというのはこれはいたって正常な心の動きです。
そんな心の成長を優しく、鋭いとげなく呼び覚ましてくれそうなのが本作。
大人が素敵だという世界にただ従うだけでなく、大人が正しいということに無批判で迎合するでもない、ちゃんとした自我が育てるためにもぜひ読んでおきたい本です。
また、本の感想に自分の意見をしっかりと書かないと評価してもらえない学年に差し掛かっているこのころには、自分の意見を書きやすい問題提起のある本でもあります。
作品の完成度も高く、大人にもおすすめです。

小学校6年生の読書感想文向けの本・書籍

11|ナゲキバト(著者ラリー・バークダル、訳:片岡しのぶ/あすなろ書房)


悩みとそれに対する解決方法、その見つけ方。
これから思春期にさしかかり多くの悩みや挫折、そして悲しみに立ち向かうことになるだろうお子さまには、ぜひ読んでほしい一冊です。
この本の主人公は、一人の少年。
その生活の中で、時に些細な、そして時に大人でも躊躇してしまうような洗濯やそれにまつわる悩みを抱えて生きていきます。
そんな主人公に解決の糸口をくれるのが、おじいさん。
どうすれば悩みは解決するのか、物事の良し悪しはどうやって考えていけばいいのか、この世の尽日にはどうやって迫っていけばいいのか、その材料を主人公に与えてくれます。
真矢美大木思春期にかたっしを踏み入れている年ごろには、共感しやすくとても読書感想文に書きやすい一冊であることは間違いありません。

12|ふたり(著者:福田隆浩/講談社)


現役の教師が描き出す子供たちへのメッセージの詰まった一冊。
途中で視点が変わり、交互に二人の主人公の主観で話が進んでいくというおもしろい作りになっている小説で、話の内容も単純にエンターテインメントとして面白い一冊。
ミステリーとまではいかなくても、軽い謎解き要素があるのもまた子供たちには楽しいはずです。
また、子供たちの描写に関しても、子供を見続けている著者らしく、その明るい面ばかりではなく子供だからこその残酷さなどもしっかりと描き切っていてそのリアリティーがきっとお子さまを引き付ける事でしょう。
そして、その中につづられていく、子供たちへの温かいメッセージ。
そのメッセージに対して自分がどう思うかを書いていくだけで、しっかりとした感想文になるほどに、子供たちの心の琴線に触れること間違いなしな作品です。

中学生の読書感想文向けの本・書籍

13|君たちはどう生きるか(著者:吉野源三郎/マガジンハウス)


2017年に発表されて、瞬く間に大ベストセラーになった作品。
読みやすさもさることながら、この本から感じることの多さとその多様性、そして、この本を読み切って何も考えないということはあり得ないという内容が間違いなく感想文向き。
中学生にも親しみやすい主人公と、中学生ならば共感しやすい内容。そして知名度。
どれを取っても読書感想文の題材としては申し分のない特徴を持った、作品です。
また、有名作であることから参考になる書評や感想、ブックレビューも多く、もし感想文を書くうえで迷ったりしたときに、助けがあるのもいいですね。

14|羅生門・蜘蛛の糸・杜子春(著者:芥川龍之介/文春文庫)


やはり中学生にもなれば、日本の名作にも親しんでおきたいところ。
その中でも読みやすさという点で考えれば、やはりこの芥川龍之介の有名短編の入った一冊がおすすめです。
きっと日本の名作を好んで読む人などは、だいたいこの本からその世界に足を踏み入れたのではないかというくらい、入門書的な扱いにもなっている一冊なので、読みやすさは折り紙付き。
もちろん読書感想文として、教師に対しても高い評価を頂けるものでもあります。
内容の面白さに関しては、もはやいうまでもなく、おもしろく興味深く、そして考えさせられる一冊なのですが、この文学史上の名作を読むということ自体がひとつの価値。
そして、それをもとに感想文を書くということが大きな財産になるといえる一冊です。

15|アンネの日記(著者:アンネフランク、訳:深町眞理子/文春文庫)


中学生の読書感想文は、内申書に影響することもあるので、やはり少しは教師受けを狙っておきたいところ。
特に推薦入試などを考えている生徒や親御さんにとっては、こういう所できちんと好印象を残しておくのは、打算的ですが大切なことです。
その点で、文句なしなのがアンネの日記。
有名な著作であること、海外の作品であること、そして戦争と平和、独裁主義や差別に対する批判という教師の好む主題、それを取っても間違いのない作品です。
もちろん、読みやすさも抜群で、難しいものではありません。
当然、読むことでしっかりと身になって損のないものでもありますので、おすすめです。

小学生・中学生の感想文は「考えさせられる」本で書く

感想文を簡単に書く方法の第一は、やはり考えさせられる本で書くということ。
考えさせられる部分が多ければ多いほど、感想の濃度も量もぐんと増えますし、お子さまにとっても、とても書きやすい環境が生まれてきます。
特に枚数が決められているようなときは、規定枚数にも届きやすくなります。
ぜひ今回ご紹介したものを参考にして、そう言った本を選んでみてください。

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