「小説を読もう」で人気のおすすめ小説ランキング TOP5

『小説になろう』の読者専用サイト『小説を読もう』
いまや、小説界のドル箱となっているライトノベルの世界にあって、その殆どを生み出していると言っても過言ではない『小説家になろう』の小説が読めるサイトです。
そんな、小説を読もう!の中でもおすすめの小説をピックアップ・・・ランキングでご紹介します。
せっかくですので、有名作ではなく、小説を読もう総合ランキング10位以下で見ていきましょう。

1|本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~(著者:香月美夜/TOブックス)

小説を読もう!総合ランキング第13位。
2019年にアニメ化されると、放送直後から特に海外人気が高く、2020年の春アニメにさっそく第2期が放映された人気作品です。
令嬢ではない女主人公、バトル少なめ、セリフ少なめといういわゆる『なろう小説』のテンプレから外れる本作。
にもかかわらず、多くのコアなファンを抱えているその要因は、徹底した世界観の作り込みと、主人公はもちろん、取り巻くキャラクターの魅力の高さ。
しかも、他作品の転生主人公とは一線を画す、努力に次ぐ努力で成り上がっていくというストーリー。
それだけに、なにか成功を成し遂げたときや、心を震わせる展開になったときの感動もひとしおで、涙なしでは読み続けられないという傑作です。
ストーリーは、ろくに本もない世界に転生した女性の本をめぐる悲喜劇。
下町、神殿の巫女、領主の養女……と、着実にステップアップしていきながらも、ただ「本を読みたい」という想いだけで突っ走る主人公マインの可愛さは抜群。おすすめです。

2|魔王様の街づくり! ~最強ダンジョンは近代都市~(著者:月夜涙/GAノベル)

小説を読もう!総合ランキング第23位。
未だにアニメ化されないのが不思議で仕方ないほどに、しっかりとした作り込みと世界観の設定が光るおすすめの作品です。
いわゆる内政チート物ですがその枠にはまらない、戦略や人間(人間?)ドラマが魅力の作品でもあります。
特に、いわゆるファンタジー世界に近代兵器を持ち込んで無双するというありがちな展開でありながらも、その近代兵器をファンタジーの理屈で改造していく展開も良質。
さらには、敵キャラも適度に弱く適度に強くそして適度に嫌なやつなんですね。
下手な作品になると、やたらと弱すぎたりもしくはその逆でどうにもならないほど強すぎたり、そして辟易するほど嫌味なキャラだったりするのですが、このバランス感覚は見事です。
ストーリーとしては、複数の魔王による半ばゲームのような覇権争いが起こる世界に生まれた新人魔王の話。
長さも適度で、しっかり楽しめます。

3|異世界のんびり農家(著者:内藤騎之介/KADOKAWAエンターブレイン)

小説を読もう!総合ランキング15位。
異世界物の位置ジャンルとして確立しているのんびり系の中でも、人気を博しているのが本作品。
10年に渡る闘病の後死亡した主人公が、テレビで見ていた数少ない娯楽の一つである某アイドルが農業をする番組に憧れて異世界で農業をする……。
という設定だけ聞くと、いかにも暗そうな内容ですがそんなことはなく、とにかくほのぼのとした異世界物語。
若干のトラブルなどはありますが、基本的には心優しい登場キャラたちに囲まれてだんだんと広がっていく都市の発展を見守る内政チート物。
登場キャラクターも可愛く、ハーレム要素もあり、様々な種族の娘たちによるかわいいやり取りなど、まさになろうの異ファンタジー!という醍醐味もしっかり味わえます。
まさにのんびりを心ゆくまで味わえる作品です。

4|盾の勇者の成り上がり(著者:アネコユサギ/KADOKAWA)

小説を読もう!総合ランキング12位。
失格勇者の復習物というジャンルが小説家になろうの世界には厳然として存在します。
そんな、失格勇者の復讐物の中で『ありふれた職業で世界最強』と並んで代表格と言わるのが、この盾の勇者の成り上がりです。
そんな本作は2019年1月にアニメ化され、その後続編の制作も決定(2020年5月現在)
転生勇者として異世界に送られながらも、地味な盾の勇者という勇者になってしまい、しかも権力者とその娘に騙されてしまった主人公。
鬱屈した思いと女性不信の中で、仲間とともに復讐を果たしていく。
そんな、復讐ストーリーの典型とも言うべきしっかりとしたストーリー進行で、読者をしっかりと楽しませてくれる作品です。

5|薬屋のひとりごと(著者:日向夏/ヒーロー文庫)

小説を読もう!総合ランキング21位。
異世界物が多いなろう小説の中で、中国風の王宮を舞台にした宮廷物という変わったジャンルで人気を博しているのが本作。
人さらいによって高級の下女として売り払われてしまった少女が、薬の知識を用いて成り上がっていくお話です。
内容的には、いわゆる女性向けのハーレム物のような形になるのですが、その枠に留まることなくしっかりとした薬の知識とともに人間の感情の機微が描かれてしてしっかりと読める小説。
ラブありコメディありミステリーありと欲張り設定でも、しつこくなく読後感をスッキリとしているのも特徴。
なろう小説に馴染みのない人でも、しっかりと楽しめます。

幅の広がった『なろう』の世界を読む。

小説家になろうといえば、ハーレムチート異世界と相場が決まっている。
そんな時代もありましたが、今や様々な異世界物や、異世界以外の面白い作品がたくさんあります。
小説を読もう!でそんな幅の広がったなろうの世界を楽しんでみてはいかがですか?

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