【冬休みの宿題】高校生のおすすめ!読書感想文にぴったりの読みやすい本・小説15選

高校生が選ぶ読書感想文の本の基準。
それはどちらかというとこういうものがいいというよりも、こういうものは避けておいた方がいいという基準で、それさえ守っていれば普通にどんな小説でも構いません。
要は、バイオレンス、性的描写などを避ければ、なんでもいいわけです。
ということで今回は、そんな高校生の核読書感想文のネタの中でも、より読みやすいものを厳選してご紹介いたします。

1|泥の河・蛍川・道頓堀川(著者:宮本輝/筑摩書房)


高校生ともなると、読書感想文にはある程度学校受けのいい社会派の物がおすすめ。
その点においてこの本は、日本の差別の代表的なものである部落差別にスポットを当てていながらも、直接てき表現ではなく暗に感じさせるような書きかたをしている本です。
しかも視点が子供視点ですので、あまり難しい表現はなく、また短編集であることから、どれか一編に絞って感想を書くのであれば非常に読みやすいのも特徴。
日本に巣くう差別問題とはどんなものなのか、またそこからどんな物語が生まれてきているのか。
差別問題を絡めて書けば、感想文の分量も十分な量になりやすいですし、自らの考えや意見を反映させるのも容易で、感想文を書くうえで、助かる本といえます。

2|老人と海(著者:ヘミングウェイ、訳:福田 恆存/新潮社)


世界の文学史に名を残すビッグタイトルであり、当然著者も有名な作品。
普通はこういった文学史上の名作は、長かったり読みにくかったりするのですが、ヘミングウェイの作品は文章も簡単でしかも老人と海は短編。
読書感想文用に読むにはとても簡単に読める一冊だとえます。
しかも、間違いなく有名な作品ですので、ブックレビューはもちろんのこと考察サイトなども存在し、感想に行き詰ったときなどもその解決方法は簡単に見つかります。
しかし、いくら読みやすいとはいえ、海外の名作であることは、感想文として提出する際にもそれなりの評価が期待できるのでそういった点でもおすすめ。

3|100万回生きたねこ(著者:佐野洋子/講談社)


いうまでもなく、不朽の名作といっていい絵本。
高校生の読書感想文は、基本的にはどんな本でも構わないうえ、その本を読んでどう思ったかに独自性があってもかまわないものです。
ですので、ちゃんと簡素プ分が欠けるのであれば、もちろん絵本でも構わないわけです。
今回はこの本を紹介いたしましたが、有名な名作絵本であれば「泣いた赤鬼」であってもかまいません。
大事なことは、そこにきちんとしたメッセージ性があって、しっかりと感想文として規定の枚数が欠けるということだけです。
当然読むのが簡単なことは折り紙付きですし、絵本を読んで、高校生レベルのしっかりとした感想をかく作業はそれなりに楽しいものでもあります。

4|こころ(著者:夏目漱石/新潮文庫)


これは教科書にも良く乗っている作品で、高校の国語教師からも好かれている作品。
ですので、この作品が乗っていない教科書で授業を受けている人はもちろんのこと、もし仮に、自分が持っている教科書にこの作品が掲載されていてもそれなりに評価される感想文がかけます。
授業で面白く感じたので感想文を書きました、ということであれば、教師もOKを出すことでしょう。
そして、教科書に載っていることからもわかるように、これは非常に短い作品。
中には、その文体の時代性から少し読みにくく感じる人もいると思いますが、短さを考えればそんなに苦労もしないことでしょう。
ただ、文学作品の中では夏目漱石はかなり読みやすい方です。

5|人民は弱し官吏は強し(著者:星新一/新潮社)


SFの巨匠星新一が自らの父親について書いた本。
星製薬の創業者で星薬科大学の創始者でもある父が、いかにして生きてきたのかというものを、父と政府官僚とのかかわりを交えて描いてあります。
まず、星新一氏の文章はとにかく読みやすい。
文体は時に変化球な表現をしてきますが、文章自体はできるだけわかりやすく読みやすいという星文学の体裁を引き継いでいて、読むのに苦労はしない事でしょう。
また、内容も官僚システムや日本の学術研究システムへの批判ですので、読書感想文としてのテーマ性も十分。
特に国のお役人に対する批判的な切り口というのは、とても教師受けのいい題材でもありますので、評価を受ける感想文を書きたいのであればおすすめです。

6|河童・或阿呆の一生(著者:芥川龍之介/新潮文庫)


芥川龍之介の命日を河童忌とも呼ぶようにその代表作の一つ。
文章はやや読みにくさはありますが短編ですので、それほど苦労はしませんし、何より精神病患者が語る河童の話という題材は感想文の書きやすさとしては抜群の書きやすさ。
読みやすさから短い本を選ぶことは多いのですが、いざ感想文を書くとなると短さゆえに逆に書きにくかったりするもの。
しかし、この本に書かれている内容は、様々な考えを心に呼び起こしてくれるので、その点において短編の割には読書感想文の書きやすい作品になっています

7|銀河鉄道の夜(著者:宮沢賢治/新潮社)


物語が単純で文章も簡単。そして、短い。
さらに、とても人気の高い作品であることからアニメ版もあり、また多くの考察サイトやレビューもネット上にあふれているという、困ったときの銀河鉄道といってもいい作品。
もちろん作品自体、はまってしまうとどれだけでも感想がかけるという作品でもあります。
全編を通して、現実感の薄いファンタジー的な展開の本ですので、感想はあなたの感じ方次第、というべき表現も多く、かなり幅広く感想文を書くことができるでしょう。

8|屋根裏の散歩者(著者:江戸川乱歩/青空文庫)


基本的に読書感想文にミステリーとホラーはむきません。
というのも、そういった作品で感想文を書くことが学校教育ではあまり歓迎されないからですが、江戸川乱歩くらいの大物になれば話は別。
さすがに日本の文学史上におけるビックネームですので、文学作品として認識されているのです。
しかも、江戸川乱歩の作品は、一編が短く読みやすい。
また独特の文体と世界観の雰囲気は、その文体や世界観についての感想だけでもしっかりとした感想になるほどに特徴的で印象的。
もちろん、その魅力にはまってしまう可能性も高い作品です。

9|もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメント」を読んだら(著者:岩崎夏海/ダイヤモンド社)


いうまでもなくベストセラー小説の、いわゆるもしドラ。
もちろんこれは青春小説で、そう言った切り口の感想でも構わないのですが、やはりここはドラッカーのマネジメントに絡めて感想を書くべきでしょう。
ドラッカーの理論自体は、非常に明解で腑に落ちやすいものですので、きっと簡単に感想は生まれます。
ま田、とにかくこの本は、読みやすく読書スピードもかなり速く読み終わるようにリズミカルにできている本ですので、読むのが苦手な人にもおすすめ。
また当然レビューなどもネット上にたくさんあるため、保険もあるのがいいですね。

10|二十四の瞳(著者:坪井栄/新潮文庫)


基本的に反戦平和を中心に書いていくべき感想文になる作品。
読みやすさとしては、こういった反戦平和について書いてある作品は、心に迫るものが多かったり残酷であったりするのですが、そう言った雰囲気が少ないのが特徴。
とにかく中心は反戦平和でまとめ、そこに、友情や死までの日々に対する道警などを盛り込んでいくと面白い感想文になることでしょう。
また、ドラマ化や映画化もされている作品ですので、そう言ったものを見るのも効果的。
文章も書きやすくなりますし、また、本から派生して映画やドラマを見るほど面白かったという感想にしてもいいでしょう。
もちろんこう言った反戦平和に関する感想文の最後には、戦争や平和に対するあなたの考えを盛り込むのは基本です。
しっかり押さえておきましょう。

11|何者(著者:朝井リョウ/新潮文庫)


この本の特徴は、その大きな中心軸としてSNSの問題が取り上げられいるところ。
この問題は現代の高校生においては欠かせない要素であり、また、感想文を書くとともにそこにSNSの危険性や自分のかかわり方などを織り交ぜると評価してもらえることでしょう。
また、読みやすさという点でも、現代作品で分量も少ないことから、金地読みやすくなっています。
等身大の自分との対比や、時代性におけるリアリティーも感じやすく、読書感想文としての切り口もかなり多く存在しますので、おすすめです。
また、終活の問題などもそこには組み込まれていて、現代社会の問題について感想文を書きたい人にはもってこいです。

12|100回泣くこと(著者:中村航/小学館文庫)


愛と死という永遠のテーマを描く恋愛小説。
それだけに、感想文を書きやすいテーマでもあり、純粋に恋愛ドラマなどが好きな特に女子生徒にとっては読みやすいのは言うまでもなく、感想文もかなり書きやすいでしょう。
しかし、感想文において恋愛に終始してロマンチックに偏りすぎるのはNG。
そこにはちゃんと、命というものに対する考えや、生というものをどうとらえ死をどう受け入れるか、などの人間の存在にかかわる事柄への考え方を書いておくべきでしょう。
ちなみに、読みやすいうえに分量もかなり少ない小説です。
しかもかなり泣ける小説でもありますので、あなたが流した涙の意味についてしっかりとかくことができれば、かなり良い感想文になるでしょう。

13|塩の街(著者:有川浩/角川文庫)


身体が潮になっていく、そんな世界を描いたSF小説。
SFやホラーが読書感想文に向かないのは、そのほとんどが設定の面白さやシチュエーションの展開で見せるものが多いからで、書いてはいけないというものではありません。
ただその際は、その設定が現実のどういった事柄を表現している比喩なのかを必ず見つけなくてはいけないのです。
そして感想文はそれを本筋に書いていきます。
本作でも、身体がどんどん塩になってしまう病という設定を、本の世界観と内容を読むことによって、現実のどんな事柄にリンクさせているかをしっかりと読み取りましょう。
そしてそれを感想にすれば、しっかりとした感想文になるのです。

14|猫背の王子(著者:中山可穂/集英社文庫)


ちょっとどころではなく、かなり買いにくい表紙ではありますがおすすめの本。
物語の軸は劇団員としての主人公の青春物語ですが、その大きなテーマとして書かれているのレズビアン、つまり女性同士の同性愛についてです。
本来は性的描写のあるような本は読書感想文には向かないのですが、最近のLGBTに対する世論の関心と議論の高まりを考えると、それを中心に据えた感想文であれば評価されます。
あくまで青春物語としての感想を書くのが全体ですが、その中で、レズビアンとして生きる主人公の在り様から、ジェンダーに対する自分の考えなどを導いていくとよい感想文になるでしょう。

15|アドルフに告ぐ(著者:手塚治虫/講談社)


果たして漫画で読書感想文を書いていいのか。
そんな切り口まで持っていければ、当然漫画ですから読みやすく、そして内容もしっかりと濃く深長な作品が、この漫画になります。
この物語は、ある意味反戦平和でもあり、そして、時代の中での価値観というのが大きな焦点にもなっています。
ですので、もちろん主眼は反戦平和の方にもっていき、その中で、漫画で感想文を書くという価値観について触れることができれば、かなりおもしろい感想文になるはずです。
もちろん、事前に「漫画で感想文を書いていいのか」ということを教師に確認を取っておくべきですが、もしOKであれば、間違いなく読書感想文の書ける名著であることは間違いありません。

感想のもう一歩先を

高校生の読書感想文において大事なのは感想のもう一歩先。
本を読んで自分がどう思い何を感じたのかが感想だとすれば、その先の「だから自分はこれからどうしたいのか」「そこから自分にどう生かしていくのか」までが書かれていなければいけません。
また、本に書かれている内容への反論や、本そのものの作品の出来なども感想に入れてもいいでしょう。
ですので、作品の長さ自体は短くても全然かまいません。
大事なことは、自分の意見や思い、考えを書くことですので、そこさえしっかり枚数を割いて書けるのであれば、ネタになる本の分量は実際あまり関係ありません。
ですので、学校で教師が注目している問題や高校生にまつわる問題、社会問題や時事問題が絡んでいると、より書きやすいことでしょう。

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