年末年始に読むべき!自分を変える自己啓発本・書籍10選【マインドチェンジをするなら長期休暇が最適!】

年末年始、世間がクリスマスだ正月だと楽しんでいるその時期。
ある意味そう言う時期だからこそ、自分の中で新しい何かを獲得することで、人よりも一歩も二歩もリードできるチャンスでもあると言えます。
しかももし、あなたが自分を変えたいと本気で思っているのならばなおのこと。
そこで、年末年始に差をつけて、自分を変えるチャンスをものにするためのおすすめ自己啓発本を集めてみました。

1|武器としての決断思考(著者:瀧本哲史/講談社)


今後日本の社会は、ますます混沌の度合いを強め、当たり前の価値観が当たり前に評価される時代ではなくなっていくことでしょう。
そしてそんな時代だからこそ大切になってくるのが、自分の意思決定をする力。
ありきたりな方法、常識、定石といった、誰か先人が作ってくれたレールは、もはやあなたを正しい終着点は連れて行ってくれないのですから、必要なのは自ら決めるという力。
そんな自分で決めて自分で答えを出すという思考法を獲得し、そして生かしていくためには何が必要でどうすればいいのかを教えてくれるのが本著。
まさに、きめられない、ただ世間の流れに流されて行っているだけだと自分で感じている人にとっては、これほどに自分を変えてくれる本はないといっても過言ではありません。
そう言った意味で、この本を選び、そして読むことで、あなたは最初の決断をすることになるのです。
これからの社会を生きていく決断力を身に着ける、最初の決断をです。

2|夢をかなえるゾウ(著者:水野敬也/飛鳥新社)


小説の体裁をとっている自己啓発本として、ブームを巻き起こした本著。
さすがは人気のベストセラーだけあって、読みやすさ、そして内容の濃さ、自分の人生を考えさせられるその質の高さ、どれをとっても一流の一冊です。
突如現れて、自分の家に住み着いた神様ガネーシャ。
まるでニートのように居候する彼からはっせられる、そんなことが一体何の役に立つのかと思えてしまうような、些細な日常のアドバイスたち。
しかし、そんな不可解なアドバイスの中で、主人公の人生は、音を立てて変化していくのです。
人生とは何なのか、生きるとはどういうことなのか。
難しい言葉や考証な理論ではなく、日常の些細なことからそれを考え、そして今までの人生を変えていってしまうガネーシャの言葉は、まさに神の金言。
まだ読んでいない人には全費読んでもらいたい一冊であると同時に、一度読んだことのある人にももう一度読み返してほしい作品でもあります。
かつてこれを読んだときに、変えていこうとした自分の想いはどうなっているのか。
もう一度確認する意味でも、読み返してほしい一冊なのです。

3|「やめること」からはじめなさい(著者:千田琢哉/講談社)


これまでの社会は、いかに多くのことに手を出していくのかがポイントでした。
あれもやるこれもやる、勉強をして運動をして、駅前留学して、SNSに手を出して、株だなんだとできるだけ多くのことに手を出すことが成功の秘訣だと思われてきた21世紀初頭。
しかし、もう、そんな時代ではないとこの本は言うのです。
そう、あれやこれやに手を出し続ける社会が産み出したのは、あれもこれもできる有能な人間ではなく、何一つしっかりとできない、大量に生産された凡人たち。
やることと、やらなければいけないことに追い回されて、やりたいことをひとつもできない今の日本人。
そんな、やることだけがたくさんあって、大切なことを何一つやれていない現代人に対して、本著では、まずはやめる事から始めようと提案してくれます。
そうつまり、本当にやらなければいけないことにじっくりと時間を費やすために、やらなくていいことをやめていこうということなのです。
そこには、単なる逆張りの思考ではない確かな根拠と説得力があります。
やりすぎている現代人にやめることをすすめる本著の魅力を、ぜひ確かめてほしい。

4|自分を不幸にしない13の習慣(著者:小川忠洋/ダイレクト出版)


いくつかの数字を出して、これだけ守れば結果が出るという本は、実に分かりやすく、また実践しやすいものです。
そんな「○○(数字)の◆◆」といった書籍のなかでも、人生において大いに役立つ一冊といわれれば、この13の習慣をおすすめしたいですね。
特に、現在自分の人生や、自分という人間の存在に閉塞感を感じている人。
他人と話すときに極度に緊張してしまう、自分の進歩がまったく感じられない、設けることに罪悪感がるのにお金が欲しい、他人の目が気になって行動できない、他人失敗に潔癖だ。
など、だれしもどこかに思い当たるような、人生における閉塞感や、自分に対する物足りなさに対して、この本は13の習慣を身に着けることで、それを変えていけると道を示してくれます。
この本では、人間がかわれないのは、自分を自分が作り出したイメージで固定してしまうからだ、と言います。
そして、13の習慣を実践していく中で、自分をかこっているセルフイメージといういなの牢獄から自分を解放していこうとするのです。
そしてその先にあるのは、自由なイメージが作り出した、自由な自分。
変わりゆく、自分の姿なのです。

5|僕は君たちに武器を配りたい(著者:瀧本哲史/講談社)


日本社会は平和な社会。しかし、ビジネスという戦場、社会という戦場はそんなに甘いものではない。
いまや、日本で働く人間に襲い掛かってくるのは、秘跡雇用やサービス残業、ブラック企業に少子高齢化……。しかも、そんな過酷な戦場に出ていくために、やはり過酷な就職戦争を戦わなければいけない。
まさに、これからの若者は、戦場に踏み出そうとする戦士のようなもの。
なんの備えもなく、ただ夢を抱いて社会にとび出せば、いいカモが来たとばかりに社会に搾取され食い物にされてしまうだけ、それが今の日本。
そして格差は広まり、状況はさらに悪化していく。
そんな中、著者は、この本を通して、そんな戦場に出ていく若者たちにそんな厳しい戦場である社会の中でも立派に戦っていけるような武器を与えようとしてくれます。
そう、この本を読むことで、社会で戦うための武器を手に入れることができるのです。
今なにも持たずに戦場に出ていこうとしている若者、そして武器を持たないまま社会に出てしまって苦汁をなめている人にも、ぜひ読んでほしい一冊です。

6|嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(著者:岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社)


心理学の巨匠といえば、日本ではフロイトとユングと相場決まっています。
しかしながら、一歩世界に飛び出せば、そこには必ずと言っていいほど、この名前が横に並び三大巨匠と評されるのです、その名前こそ「アルフレッド・アドラー」
世界ではアドラー心理学と呼ばれ、従来の背俺とは全く違う切り口で人間の心理を解明していこうとする斬新な学問。
そんな、日本ではマイナーなアドラー心理学を通して、明るく楽しく生きる自分を獲得していこうというのが本著になります。
アドラー心理学において、その中心は対人関係。
心理学の世界でよく使われる、トラウマやそう言った様々な心的現象をバッサバサと否定し、そのすべてを人間関係というもので推し量っていくアドラー心理学。
そして、すべての根本であるとアドラーが考えている人間関係を最適化していくために必要なのが「嫌われる勇気」というわけなのです。
アドラー心理学は、心理学の常識を破壊する考え方として知られています。
共感は出来なくとも、その破壊のカタルシスをあじわうだけでも、一読の価値はあるのです。

7|バカの壁(著者:養老孟司/新潮社)


まさに大ベストセラー、日本を代表する天才が書いた人間の生きるヒント、それがこのバカの壁。
よく言う「人間話せばわかる」という概念を真っ向から否定し、それが通じない理由として、そこにはバカの壁が存在しているとこの本では言うのです。
確かに、いつまでもわかり合えない人たちがいて、同じ言葉、同じ理想を持っていても、いがみ合い反駁しあう人がたくさんいることは歴史の事実です。
しかし、養老孟子さんが言うように、そこにバカの壁があると思えば。
こえられる壁ではなく、最初から越えられない壁があると思えば、わかり合えるのではなく、わかり合えないことが前提であるとするならば。
きっと人は楽に生きられるはず。
そして、他人に対して寛容で、激しくぶつかることのない人間性を獲得することができるはず。
そんな内容を、日本を代表する天才の頭脳と観察眼が、様々角度から実証し、わたしたちの前に提示してくれ低角が本作なのです。
読み進めていけば、さすがに一大ブームを築いた本だけのことはあり、考えさせられながらも読むごとに心が軽くなっていくような気分さえしてくる。
まさに、心に効く薬のような一冊です。

8|ポジティブ・チェンジ(著者:メンタリストDaiGo/日本文芸社)


テレビや雑誌でおなじみのメンタリストDaiGo。
他人の行動や思考パターンを読み、まるで手品のようなデモンストレーションを行う姿が印象的なため、そう言ったエンターテイナーだと思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、彼は、エンターテイナーではなく、心理の専門家。
考え方をどういう風に変え、マインドをどちらに導いていけば、人間はどのように行動するのかを知り尽くした彼にとって自分を変えるノウハウは、もはや専門分野。
そんな彼の著書には、強い意志や、思想、明晰な頭脳など必要なく、しっかりとした理論の元に生み出された手順さえあれば、人間は変われるという彼らしい主張がかかれています。
その手順で、現状維持をしようとする人間の性質を打破すれば人間は変われると彼は言うのです。
そして実際、読めば読むほどに彼の言うとおりに自分が変わっていくのを感じ、まるで彼のメンタルトリックにはまっているのではないか?と思えるほど。
特に、ネガティブな自分にうんざりしている人にとって、これは大きな転機になる一冊かもしれません。
ぜひ、読んでみることをお勧めします。

9|失敗学のすすめ(著者:畑村洋太郎/講談社)


失敗は成功の母、という言葉があります。
それは、失敗することが成功に直結するという単純なものではなく、失敗をもとに学びが生まれ、その学びの結果成長が生まれ、それが成功につながるという意味。
そう、一般にマイナス要素を持って語られる失敗という出来事は、むしろ、チャンスだということなのです。
そんな失敗をチャンスだととらえ、最期に成功にたどり着くための道順を示してくれているのが本書、
そのなかで、日本社会が、そして日本の教育界が施してきた「失敗しないことを成功」ととらえる常識から抜け出し、失敗に学ぶこと、そして、次につながる失敗をすることを学ばせてくれるのです。
つまり、それを学問といえるほどに失敗を見つめ、失敗を考えることで成功につなげる、それが本書なのです。
それはある意味、現在失敗のふちにいる人には勇気となり、成功し続けている人には警鐘となり、成功を目指す若者には灯りとなる思想。
人間が避けることのできない、失敗への深い理解が産む、成功の哲学なのです。

10|人生を変える80対20の法則(著者:リチャード・コッチ/CCCメディアハウス)


この社会は80対20という構図に支配されている。
80%利益は20%の投資から生まれ、売り上げシェア80%を占めるのは20%の商品で、80%の犯罪を20%の犯罪者が占め、交通事故の80%を20%のドライバーが起こしている。
離婚件数の80%は20%の人が繰り返し行っていて、カーペットの擦り切れの80%は20%の面積にしか起こらない。
そう、これはパレードの法則と呼ばれていて、世の中の出来事の80%は20%の原因から成り立っている。
言い換えれば、世の中の現象の大半はごく少数のことを原因に起こっているという考え方。
つまり、そうであるならば、自らの人生の成功の80%もまた、20%の原因からできていくはずで、そのごく小さな20%を正確にとらえれば、成功に至る近道になる。
そんな、成句への近道に至る考え方を、このパレードの法則だととらえ、ビジネスや人生にいかに生かしていくのかを書いているのが本書なのです。

本を読む、それもまた自分を変えるということ

今回ご紹介した、自分を変える本。
確かにすべてよく考えられていますし、大きな感銘を受ける本も存在します。
しかし、必ずしも絶対に自分がいい方向に変わるというわけではなく、どの本も確実な効能を示してくれるものではありません。
しかし、自分を変えようと本を読む、という行為自体、実は自分を変える行為。
その一歩を踏み出すか踏み出さないかは、あなたの人生における大きな転換点であることを忘れてはいけないのです。

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