死ぬまでに絶対に読むべき!おすすめのビジネス書30選【本・書籍で得た知識を仕事に活かす】

目次

きっとビジネス書を読んではいけない。

いきなりこの書き出しはテーマの全否定になってしまう。

そんなことを承知の上で書かせてもらえれば、きっとビジネス書なんてものは読むものではないと思うのです。

というのも、ビジネスに必要な知識と経験は本で学ぶものではなく、実地の仕事の中で学んでいくものであって、スターバックスの片隅で意識高めに本をめくって身につけるものではないと思うのです。

そんなことをしている暇があるのなら靴底を減らせ。という事ですね。

 

というわけで、仕事をする上での大事な何かを、ビジネス書からどうにかしようなんていうのはお勧めしません。

意識高い系を意識して、仕事の近道を探すためにビジネス書なんか読んじゃいけない。

それでも、やっぱりビジネス書は読もう。

前述の内容から、この流れには納得いかないとは思いますが、やはりそれでもビジネス書は読むべきなのです。

 

それは一体どういうことか?

 

それは、ビジネス書を読むことで仕事に対する考え方に幅が出る。という事なんですね。

靴をすり減らして実際の仕事経験を重ねていくことによって身につけた、自分なりのノウハウや哲学。もしくは、行き当たってしまった壁や障害。乗り越えるべき試練。

もしそういったものがすでにあるならば、ビジネス書はきっと皆様のスキルアップに役立ってくれることでしょう。

自分では気づかなかった事実や理論、はっとさせられる先人の知恵。思いがけない突破口や解決術。

そういった知識の数々が、きっと皆様の仕事に幅を持たせてくれるはずです。

 

というわけで、今回は「死ぬまでに絶対に読むべき!おすすめのビジネス書30選」と銘打って、お薦めのビジネス書を紹介していきたいと思います。

 

1|【新装版】人を動かす:D・カーネギー(創元社)

あらゆる自己啓発書の原点ともいうべきこの書は、今や、ビジネス書の定番中の定番です。

しかしながら定番の書が定番であるのは、それだけ、その内容に時代によらない普遍的な価値があるから。という事でもあります。

そして、この書がそんな定番である理由、それは、職種を選ばない人とのかかわり方の指南書だという事につきます。

人間が社会的動物である以上、人とのかかわり方のノウハウを教えてくれるこの本はただのビジネス書にとどまらず、人生の指針ともいうべき力を持っていると言っていいでしょう。

「人を動かす」というタイトルにとらわれると、何か経営哲学が書いてあるように思ってしまいますが、この本に書かれているのは、もっと根本的な人間の在り様についてです。

それはビジネスを含めた、社会での生き方と言ってもいいものです。

ビジネスや経営といった概念を超えて、基礎的人間力のアップのために、読んでみてはいかがでしょうか。

2|私はどうして販売外交に成功したのか:フランク・ベトガー(ダイヤモンド社)

次のご紹介するのはこの本。しかもやはり、どうしても『人を動かす』の後に紹介したい本ですね。

というのも、この本は『人を動かす』の著者、大富豪D・カーネギーをして「本書を1冊手にするためには、シカゴからニューヨークまででも、喜んで歩いていく 」と言わしめた一冊なのです。

つまり『人を動かす』の著者を動かした本。というわけです。

この本の著者は、不幸にも事故で腕をけがしてしまい、現役生活に別れを告げた大リーガーで、その後トップセールスマンとして名をはせた人物です。

そんな著者の記すこの本には、実際の販売営業活動の中でのユーモアを交えた実体験とともに、より実践的で具体的な方法論がつづられています。

大手商社の新人研修やでは必携の書として認知されている本ですので、営業成績をあげたいと思っている人には最高の一冊となるでしょう。

3|道をひらく:松下幸之助(PHP研究所)

続いては、日本を代表する経営者であり実業家、さらに発明家でもあるパナソニックの創業者松下幸之助の一冊です。

世界的にも「経営の神様」として知られる松下幸之助のこの本には、たった一言で、ビジネスはもちろんのこと、人生さえも動かしてしまいそうな名言がちりばめられています。

たとえば「頭で知ることも大事だが、身をもって知るということが何よりも大事。塩の辛さはなめてみてはじめてわかる 」や「早いけれども雑だというのもいけないし、ていねいだがおそいというのもいけない。念入りに、しかも早くというのが、今日の名人芸なのである」など、思わずハッとする名言が目白押しです。

非常にわかりやすい文章で、ビジネス書初心者の方はもちろん、ビジネス書になれている人にもきっと新しい発見をくれる、そんな神様の一冊。お勧めです。

4|選択の科学:シーナ・アイエンガー(文藝春秋)

2011年に放映され話題となったNHK「コロンビア白熱教室」のテキストとなっていたのがこの本。

そんなこの本は、コロンビア大学ビジネススクールの教授、シーナ・アイエンガーが20年の歳月をかけて「選択」という一つのジャンルについて研究したその集大成ともいうべき一冊。

広く販売業界に知られている、いわゆる「ジャムの法則」を提唱したのも、この教授です。

そんな著者は、この本の中で「選択権を持つことは生物の基本的欲求である」という前提をもとに、あらゆる場面での「選択」の在り方と、そのシステムの解析をしています。

この本に触れてそれを知っておくことは、様々な選択を迫られ、また様々な選択肢を用意しなければならないビジネスの現場においてきっと役に立つこと間違いなしです。

もし読むかどうか迷っているなら、手にとって読む「選択」を、ぜひ。

5|ハーバード流宴会術:児玉教仁(大和書房)

ビジネスには様々なシーンがあります。

商談、プレゼン、販売、会議……そして、宴会。

ビジネスマンとして一線で働いているあなたには、その「宴会」の持つ威力と重要性については、身をもって感じているはずです。

この本は、ビジネスマンとして宴会術を極め「宴会の参加者が楽しんでいるかどうか色で分かる」という、超常的な能力まで手に入れた筆者による、最高峰の宴会術と、それによって培われる人付き合いのテクニックが書かれた本です。

ただのお座敷宴会術にとどまらない、ハーバード大学で実際に学んだリーダーシップ論やビジネス論までも「宴会術」に取り込んで完成したこの本。

宴会というただの懇親会が、この本を読んだことをきっかけに定例会議なんかよりももっと大切な時間になること請け合いです。

またこの本は、お役立ちのビジネス書であるとともに、普通に楽しい読み物としてもお勧めです。

6|動機づける力 − モチベーション理論と実践:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(ダイヤモンド社)

ビジネスにおいてその成功のカギを握るものはたくさんあります。

それは予算であったり知識や経験であったり、なかには、運がかかわってくることもあるでしょう。

しかし、一番必要になってくるのは、予算をうまく使い、知識や経験を伸ばし、そして巡ってくる幸運をしっかりとつかむ力。そういったすべての行動の源流となる力。そう、モチベーションです。

この本は、そういったモチベーションを高め、行動の一つ一つにしっかりと動機付けをする大切さについて述べてある、モチベ―ションマネージメントについて書いたビジネス書の傑作です。

自らが積極的に動くため、そして部下や社員を動かすため。必読の一冊と言えるでしょう。

7|ネクスト・ソサエティー − 歴史が見たことのない未来が始まる:P・F・ドラッガー(ダイヤモンド社)

いうまでもなく、経営学の大家であり、今やビジネス書のベストセラー作家と言ってもよい、P・F・ドラッガーの手による本書。

この本を手にとって読んでみていただければわかるのですが、もうこの本はビジネス書というよりも、日本の経済を予見した預言書といっていいほどの内容です。

2002年に書かれたとは思えないほどに的確に現代の日本の問題を指摘し、また、そんな時代に生き残るために必要なノウハウが詰まっています。

新しい時代という名の現代におけるトップマネジメントのありかたに迫る本書は、これからの時代を率いてゆくリーダー層のみならず、新たに起業しようと考える人にとっても必携の、未来の歴史学ともいうべき新しいビジネス書として、ぜひ読んでおきたい一冊です。

8|やってのける − 意志力を使わずに自分を動かす:ハイディ・グラント・ハルバートン(大和書房)

この本の著者であるハイディ・グラント・ハルバートンはコロンビア大学の心理学博士でありモチベーションと目標達成の分野においてその名を世界に知らしめる人物です。

そんな著者にとって、この本はまさにその研究の集大成。そして、そんな集大成ともいえるこの本だからこそ、驚くほどに常識を覆すモチベーションマネジメント術が紹介されています。

そして、そんな本書に書かれているモチベーションマネジメント術は、よくある精神論ではなく、あくまで理論的でまた実践的なシステム論。

頭ではわかっていてもなかなか行動に出すことが出来ない。そんなビジネスにおいて大きな弱点を克服したくても、いったいどのようにすればいいのかわからない人にとって、これほど的確な処方箋はない。と言える一冊です。

9|ストーリーとしての競争戦略 − 優れた戦略の条件:楠木健(東洋経済新報社)

時として、ビジネスというものはその大半が「競争原理」に基づいて動いてゆくものですよね。

そして、その競争にいかにして勝ち残るかという「競争戦略」こそが、ビジネスにおいて重要な成功をもたらすカギとなるはずです。

本書はそんな「競争戦略」の重要な点を、「思わず人に話したくなるようなストーリーにある」と銘打ち、実際に各界で活躍する「面白いストーリー」と共に紹介する一冊となっています。

例えば、なぜ松井秀喜は社会的成功を手にしたのか。など、興味を引く内容は読み物としても非常に面白味のある内容です。

ビジネスにおいて不可欠な「競争戦略」を学ぶ上で、必要なストーリーを教えてくれる、そんな一冊です。

10|経営戦略を問い直す:三品和広(ちくま新書)

今の時代、企業においてもまた個人のビジネスマンにおいても、そのビジネスを成功させるためには様々な戦略が必要であるとされています。

しかし本書では、その戦略自体に疑問を投げかけ「そもそもそれは戦略と呼べるのか」と問いかける一冊となっています。

「戦略」とは長期的かつ横断的視野を持ったものでなければなりません。しかし、日本においては現場現場の判断で行われる短期的な「戦術」になってしまっていると警鐘を鳴らす本書は、日本経済そのものの危険性を提示した上でその処方までもが書かれています。

実際のビジネス上において戦略を立てる上で、基本的な考えや理論から実践的なものまで、データをもとに構成してある本書は。戦略というものを考え直す一つの契機となるはずです。

11|サラリーマン合気道 − 「流される」から遠くに行ける:箭内道彦(幻冬舎文庫)

金髪にラフなカジュアルスタイル、その風変わりなスタイルで今や業界を選ばず活躍する、ビジネススーツ姿なんか見たことのない箭内光彦によって書かれたビジネス書。

合気道の名の如く、個性を捨ていかに周りに流されていくべきかについて記した、著者の一風変わった見た目通りの一風変わったビジネス書であり、著者の個性的な見た目にそぐわない一冊です。

ただし、自分というものをはっきりと認識したうえで、必要に応じて流されることも重要ではあるんだ。という内容ですので、そこのあたりをお間違えないように。

軸をしっかりと持ち、そして相手との距離をしっかりと認識したうえで、相手の力を利用して進む。

まさに合気道の神髄ともいえる処世術を記した名著です。

12|孫子:孫武(岩波文庫)

果たしてこれをビジネス書と呼んでもいいのか?と疑問に思う方もいらっしゃいますでしょうが、しかしながらこれほどビジネスの基本に忠実な書はないと言っていいほどの名著、それが中国の古典『孫子』です。

この『孫子』は、いわゆる兵法に関して記されている書で、兵法書としては世界一有名であると言っても過言ではありません。

有名なところでは「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」というのも『孫子』の一節。

つまり、敵について情報をきちんと取り、自分についても正確に把握していれば、成功間違いなし。という意味なのですが、これがビジネスの世界にも生きる至言であることは言うまでもないですよね。

他にも、たくさんの言葉がこの一冊にあふれています。ビジネスは戦いだと考えれば、世界最高の兵法書を読まない理由はないですよね。

13|自分のアタマで考えよう:ちきりん(ダイヤモンド社)

学者や作家、哲学者に『孫子』でおなじみ孫武まで、様々な人が書いたビジネスに役立つ本を紹介してきましたが、これこそ今の時代性を反映した一冊と言えるのが、本書。

なんと、作者である「ちきりん」さんは、有名ブロガーさんなのです。

そんなちきりんさんが記す本書は、著者がブログを書くうえで、そのユニークな記事の作成における発想の方法について書いた本。ところが、そんなちきりんさんのブログを書くうえでの発想法が、経営コンサルタント界隈で大人気になっているのです。

また、有名経営者や著名人の間でも、ビジネスにおいて重要な思考法が詰まっているという評価を受け、一躍ビジネス書として脚光を浴びています。

皆様も、有名コンサルタントや経営者に大人気の本書で、新しい思考法に挑戦してみてはいかがでしょうか?

14|ザ・ミッション − 人生の目的の見つけ方:ドクター・ジョン・F・ディマティーニ(ダイヤモンド社)

10年後に後悔しない人生・仕事の選び方。そんな一文を主題に書かれた本書。

著者が南アフリカで行っている「人生の目的=ミッションを探すためのメソッド」を、すべての人種性別年齢層にも適応するように再編してあります。

一生懸命仕事をしているのに収入に結びつかない。お金を稼いでも幸せじゃない。充実した仕事なのに楽しくない。

この本では、そんな、人生における目的を喪失してしまったことによっておこる、さまざまな疑問や不満を、自分の中の価値観を優先させるという方法で解決していこうと提唱しています。

満たされない想いは、みずからの目指す目的を見失っているからだ。

そう訴えかけてくる本書は、今の現状に満足できずにいるビジネスマンにとって、契機となる一冊かもしれません。

15|生き方 − 人間として一番大事な事:稲森和夫(サンマーク出版)

世界的大企業であるKDDIと京セラ、この二つを創業し、日本航空の経営にも携わった日本経済界の巨人、稲森和夫による一冊。

その華麗な経歴とは裏腹に、ここに記されている内容は「人としてどう生きるか」というベーシックでありながらすべてに応用できる人としての在り方について。

日本で最高峰のビジネスマンでありながら、その根源にあるのは人間としての真っ当さであることを知らしめてくれる珠玉の一冊です。

この稲盛氏の人生哲学ともいえる一冊が、ビジネスをするうえで役に立たないはずはありません。

そしてそれは、人生においてもまた、言うまでもないことかもしれません。

16|世界は感情で動く − 行動経済学から見る脳のトラップ:マッテオ・モッテルリーニ(紀伊国屋書店)

行動経済学の第一人者であり、そこに脳科学を取り入れ人間の感情との相関関係をもって神経経済学というものを提唱するマッテオ・モッテルリーニの著書。

人間は理知的な判断や理論ではなく「直観」という脳のトラップに行動を左右されていると主張する本書は、その脳のトラップが国家の命運や企業の趨勢、はたまた人間の生命までも左右するのだと記しています。

本書はそんな脳のトラップを深く理解することで、自らの錯覚によって陥る失敗や、他人の仕掛けた策略をも回避する方法を示してくれる、ビジネスにおいて必読の書となっています。

転ばぬ先の杖として、一度読んでおくことをお勧めします。

17|7つの習慣 − 人格主義の回復:スティーブン・R・コビー(キングベアー出版)

本書は全世界で3000万部、日本国内でも180万部を売り上げた、20世紀を代表するビジネス書です。

残念ながら、日本ではコビー博士の名はあまり知られていませんが、アメリカにおいては、P・F・ドラッガーと肩を並べる著名な経営学者である著者の代表作ともいえる一冊です。

また本書は、フォーブス誌の選ぶ「20世紀最も影響を与えたビジネス書10選」の中にも選ばれている、世界的な折り紙付きの名著。

人生において最も大切なものは何かを教えてくれる、また考えるきっかけを与えてくれる書としても有名な本書。

がむしゃらに働いていても、何かむなしさを感じてしまうようなとき、なんのために働いているかを一度考えてみるのもいいかもしれない。

働くことは手段の一つでしかない、そんな当たり前のことを説得力を持って教えてくれる本です。

18|金持ち父さん貧乏父さん − アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学:ロバート・キヨサキ(筑摩書房)

刊行時、日本でもビジネス書としては異例のヒットを飛ばした、本書。

あれから13年たち、リーマンショック、中国の好景気とバブルの気配など、さまざまに世界の状況は変化してゆき、刊行当時の本書の値打ちも下がっていると思われた矢先、2013年に改訂版が出版されました。

改訂版では、変わってしまった世界の様相を踏まえて修正と訂正がなされており、より時代に即した形になっています。

そして、ベストセラーを記録した当時の面白さはそのまんま。

日本人にある、お金を稼ぐという行為の固定概念を、気持ちがいいくらいに覆してくれる本書は、時代が変わってもその本質の部分においては非常にビジネスの役にたつ本であることは変わりありません。

まだの方にはぜひお薦めしたい本です。

19|さあ、才能(じぶん)に目覚めよう − あなたの5つの強みを見出し、活かす。:マーカス・バッキンガム(日本経済新聞出版社)

様々なビジネス書が世にあふれていますが、これは少し変わり種のビジネス書。

本書では、自分の強みとは何かをテーマに、その強みをどう活かし、またどう使ってゆけば成功を手に入れることが出来るのかという事について書いてあります。

特に選択という行動におけるみずからのプライオリティに関して、そこからわかってくるあなた自身の持っている性向からくる強みを認識させてくれる本です。

そしてこの本、なんとそんな自分の強みが何かを判断してくれるサイトにアクセスするIDコードが入っているところが面白い。

しかもそのIDで自らの強みを診断してくれる「ストレングスファインダー」というサイト、なかなかによく出来ているのです。

新しい時代のビジネス書として、一度自分の強みは何かを診断してみてはいかがでしょうか。

20|スタンフォードの自分を変える教室:ケリー・マクゴニガル(大和書房)

著者、ケリー・マクゴニガルは、スタンフォード大学で心理学を学び、現在はスタンフォード大学で心理学の教授をしています。

ですから経済の専門家が書いたビジネス書というよりも、人格の形成における心理学の書と読むのが正しいのかもしれません。

各界で評価の高いこの本ですが、実はあまり目新しいことが書かれている本ではありません、というより、それこそがこの本の評価の源泉なのです。

「自分を変える」「新しい自分になる」そんな人生の一大事のような出来事を、この本は何か劇的な変化がもたらすものではなく、小さな何でもない行動の積み重ねによって訪れるものだ。と教えてくれます。

そしてそれが、実は劇的な出来事を迎えるよりもむしろ難しいことであると。

本書においてセルフコントロールの大切さに気付けばきっと、ビジネスの場で新しい自分の発見という場面に出くわすことでしょう。

21|ブームを作る -人がみずから働く仕組み:殿村美樹(集英社新書)

本種の筆者である殿村さんは、あの「ひこにゃん」や「うどん県」など、数々の地方PRにおいて成功を収めてきたPRプロデューサーの方です。

その、敏腕プロデューサーが記した「人を動かす技術」と言ってもモチベーション論ではなく、顧客を動かすムーブメント論の集大成がこれ。

ビジネスの場において、重要なもののひとつであると言ってもいいPR術。

それは扱う商品であったり所属する組織であったり、そして何より自分自身であったり。様々な場面で必要なスキルとなるのは言うまでもありません。

そしてそのPRが効果的であればあるほど、顧客は貴方の思うように動いていくことになります。

PRがムーブを作りそれをブームに変える。

その大いなる成功例を知っているのと知らないのとでは、これからの仕事の成否に大いにかかわってくること間違いなしです。

22|エッセンシャル思考 -最小の時間で成果を最大にする:グレッグ・マキューン(かんき出版)

仕事をするうえで、一番邪魔になっているものは何か。

それをとことんまで問い詰め、そして追及しているのが本書。その結果、「99%の無駄を捨てて1%を突き詰めよう」という地点にまで到達しています。

この、無駄を排してすっきりさせてしまうというのが、この本でいう所の「エッセンシャル思考」

著者は、twitter・Facebook・Apple・Googleといった、ネット上でお世話にならない日はないと言えるような大手企業でアドバイザーを務めており、その理論の効果は折り紙付きです。

やらなくていいことを延々とやり続けているせいで、本当にやるべきことに手が付いていない。

日常の仕事の中でそうお考えの人は、一度この本を手にとって「エッセンシャル思考」に触れてみるといいかもしれません。

23|競争の戦略:M・E・ポーター(ダイヤモンド社)

経済学の理論を経営学に落とし込み、業界構造分析と経営戦略論を確立させたM・E・ポーターの代表作である本書は、戦略論の古典として一度は読んでおきたい名著です。

MBA取得者でこの本を読んだことのない人はいない。とさえ言われる本で、言い換えれば、MBA取得者でない人は絶対に読んでおかないと、同じ土俵に立てないという必読の本ともいえます。

中には、この『競争の戦略』ではもう古い。という人もいますが、例えそうであったとしても、今の流れに至る経緯を知らないのでは知識の厚みが違います。

さらに、この『経営の戦略』こそ今の時代に生きる概念であると断言する専門家もいることから、時代性によらない、経営と戦略の至言が記されていることに間違いはありません。

読んだことがある。それが財産になる貴重な本の一つです。

24|まぐれ − 投資家はなぜ、運と実力を勘違いするのか:ナシーム・ニコラス・タレブ(ダイヤモンド社)

興味を引くタイトルと副題。特に今、株式投資や為替投資を行っている人には、間違いなくグッとくるタイトルに違いありません。

それほど、投資の世界というのは運と実力が分りにくいもの。

運を実力と考えて突き進む怖さ。実力を運と勘違いし引いてしまうもったいなさ。きっと投資をやっている人の頭に一度よぎったことのある事柄ではないでしょうか。

本書は、そんな投資家の危ない勘違いの仕組みを解き明かし、勘違いに導かれて危ない領域に落ち込まないための教本となるべき本です。

本当のリスクマネジメントは、自分の実力きちんと理解した先にしか存在しないものです。

今のあなたの成功は運なのか、それとも実力なのか。

実力と見間違うほどに続く運の良さは、実は破滅に向かう第一歩かもしれない。そんなことにならないためにも、この本を読んで自分の実力を見つめてみてはいかがですか。

25|考具 − 考えるための道具、持ってますか?:加藤昌治(CCCメディアハウス)

考える。そんな道具も元手も全くいらないはずのこの行為に対して、それをまともに行うにはやっぱり道具が必要なのだと訴えかけてくるのが、この「考具」です。

この本の著者、加藤昌治さんはこの本の中で、そんなアイデアを出すために必要な数々の道具を教えてくれています。

日々考え、アイデアを出すことを求められているはずのビジネスマン。むしろ、考え、アイデアを生み出すことこそがその仕事の中心と言っていいはずなのに、何の道具も持たずに考えている不思議。

それはまさに、家を建てることが仕事の中心である大工さんがノミやカンナを持たずにいるのと同じ。

そんな時、この本を手に取れば、いったい考えるために必要なものとは何なのか。という道具をそろえる第一段階についてしっかりと教えてくれます。

自らを「アイデア出しアドバイザー」と称する著者のアイデア出しのヒント。

ぜひ参考にしてみてはいかがですか。

26|仕事も人間関係もうまくいく ANAの気づかい:ANAビジネスソリューション(KADOKAWA)

今日も快適な空の旅を提供してくれているANA。そんな世界的にも好評な日本の航空業界のサービスの一角を担うANAが長年にわたって口伝で培ってきたサービスの極意を記したのがこの本。

元々、日本においては後発の航空会社であったANAが、小さな貧乏航空会社から日本の2大巨頭へと変貌を遂げたのは、このサービスの極意にあるとこの本では断言します。

この本を読めば、いかにANAの行き届いたサービスが生まれてきたのかがわかるだけではなく、人付き合いをしていくうえで本当に大切なことは何かという人間関係の基本に気づかされます。

ビジネスというのはその大半を人付き合いに消費するものです。そして、その成否を決めるのもまた、人付き合いに大きく依存することが多いのは皆様知っての通りです。

そして、そのために必要な「気づかい」の実例が、この本には詰まっているのです。しかもANAの極上のそれが。

いまより上質な人間関係の構築のために、読んでおいて損のない一冊です。

27|ユダヤ人大富豪の教え − 幸せな金持ちになる17に秘訣:本田健(大和書房)

あらゆる意味で問題作の本書。

人によっては「泣けるビジネス書」などといった賛辞を贈る人もいれば、「まったくの愚作」と斬って捨てる人もいるという、ある意味強烈な個性を放っています。

内容は、とあるユダヤの老富豪が著者に対して様々な「幸せなお金持ちになる秘訣」を教えてくれるという内容で、大きく分けて17の秘訣を教えてくれています。

その一つ一つは、確かにはっとさせられる内容で、決して読んで損になるような内容ではありません。また、物語としても秀逸で、「泣けるビジネス書」の評判に間違いはないのです。

しかし、これを実話とする証拠はどこにもありませんし、謎のユダヤ人老富豪も実在しているかどうかわかりません。

あまり深く考えずに、物語の一つとして、いかがでしょう。

28|天才!成功する人々の法則:マルコム・グラッドウェル(講談社)

世界には数限りない人がいて、そのほんの一握りの人間が天才と呼ばれ大きな成功を手にしています。

きっと皆様は、そんな天才という人物はもって生まれた才能によって天才と呼ばれているのだとお思いの事でしょう。

しかし、本書を手にとって読んだ後ならば、その考えもきっと変わるはず。

この本には、そんな天才と呼ばれる人たちが「いかにして天才になったのか」という天才に至る道のりについて記してあるのです。

天才は天から与えられた才能。しかしその天才を眠らせたままにしていませんか?

一度この本をお読みになって、眠っている天才を起こしてみようとしてはいかがでしょうか。

29|仕事は楽しいかね?:デイル・ドーデン(きこ書房)

最後に近づき、この本を紹介することがきっと皆さまのためになると、信じています。

そんなこの本、ほかのビジネス書とは違う、一風変わった本となっています。

実はこの本、物語なんです。しかも本当に短い短編小説とでもいうべき内容。

ある雪の日、天候不良のために空港に取り残されるように座っている「私」の前に現れる「とある大富豪の老人」

この物語は、この「私」と「とある大富豪の老人」の間での会話劇として進展していきます。

そうこうしているうちに、老人の含蓄ある言葉たちは私の心を少しづつ溶かすように動かしてゆきます。それは「楽しく仕事をする」マインドへの変化として。

「楽しく仕事をする」実は最高のビジネスマインドとスキルはこれなのかもしれない。そう思わせてくれる一冊です。

30|メモ帳:作者未定(コクヨ)

最後にメモ帳?きっと皆さんそう思われたことでしょう。

詳しくは「終わりに」に書かせていただきますね。

おわりに ~結局、ビジネス書は一冊でいいのかもしれない~

いかがでしたか?「死ぬまでに絶対に読むべき!おすすめのビジネス書30選」皆様のお役に立ちましたでしょうか?

さて、こうして最後までご紹介してきて、結局死ぬまでに絶対に読むべきビジネス書は一冊あれば十分なのではないか?と思っています。

それは、最後にご紹介した「メモ帳」です。

これまでの経験と知識を、様々なビジネス書を読むことでその幅と内容を深くしてゆき、そしてこれからまたビジネスの場でそれをもとに新たな経験と知識をため込んでゆく。

壁に当たってはビジネス書に書かれた先人の知恵を借り、迷っては完成度の高い理論をビジネス書で探し先を照らす。

そうしてたどり着いた先には、きっと皆様が自身で獲得した経験と知識、それに基づく理論の集大成があるはずです。

どうぞ、そんなときは、最後にご紹介したメモ帳に自ら見つけたそれを書き記してください。

たくさんの経験とたくさんの本から生まれたあなただけの理論を記した一冊のメモ帳。

きっとそれが「あなたが死ぬまでに読むべきたった一冊のビジネス書」となっているはずですから。

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