新社会人なら読むべき!おすすめのビジネス書籍ランキング

新社会人になって一番最初に戸惑うこと。
それは日々の業務にノルマはあっても、社会人として必要な知識とは何なのかについて、それこそ新人研修以降は誰もあなたにそれを教えてくれないということです。
そう、社会人になった瞬間、必要な知識と知見は自分で手に入れるしかないのです。
そこで、今回は社会人になってすぐ読んでおきたいおすすめビジネス書をまとめました。
これさえ読んでおけば、スタートダッシュには十分だと思えるような社会人必携のビジネス書をここでご紹介いたします。

1|7つの習慣(著者:スティーブン・R・コビー/キングベアー出版)

THEビジネス書。そう言っても過言ではないほど、よく読まれているベストセラー。
この本に書かれているのはビジネスパーソンとしてぜひとも身につけておきたい生活上での習慣であり、また人として人生を謳歌するための必要な習慣についてです。
ですのでその汎用性は高く、職種を選ぶということはまずありません。
そしてそれは、今後社会人としての生活を行っていく上で、知っているのと知らないのとでは雲泥の差が出る哲学に消化できるレベルの内容。
しかも本書は、ビジネス初回でもトップクラスのベストセラー。
それを考えれば、もし未読であれば『周りがみんな知っているかもしれない社会人にとって有益な事柄』をあなたは知らないということにすらなりかねないのです。

2|入社1年目の教科書(著者:岩瀬大輔/ダイヤモンド社)

まさにタイトルそのものといった感じの本。
社会において最も敬遠すべき出来事は、人よりも優れた自分を表現できないことよりも他人が当たり前にできることが出来ていないということ。
それは、テーブルマナーを知らずに高級フランス料理店に行くような、そんな恥ずべきことです。
もちろんそれはビジネスマナーというファクトもも当てはまりますが、仕事というものに対する考え方やもしくは仕事に打ち込むときの心構えのようなものも当てはまるのです。
新入社員にとって、最も低い評価は『学生気分が抜けていない』という評価。
そんな評価をくだされないためにも、この本を読んで、社会人として生きていくためにはどのような心構えでいなければならないかについてしっかり学んでおくと良いでしょう。

3|FACT FULNESS(著者:オーラ&ハンス・ロスリング/日経BP社)

2019年4月よりの新入社員にぜひおすすめしておきたいのが、この本。
もちろん本書の中身に関しては、世界中でベストセラーを記録している本書ですから、ためになる内容が書かれていることは間違いありません。
社会にあふれる欺瞞や都合のいい言い回しに対して、目からウロコの落ちるような感覚を味わうことでしょう。
しかし、ここで言いたいのは、この本がいかに新入社員に役に立つのかではなく、ビジネスパーソンにとって大切なことの1つに、常にアップトゥデートであることがあると知ってほしいのです。
そうつまり、流行の最先端は抑えておく必要があるということです。
ですので2019年以降の新社会人の方も、その時のベストセラーはしっかりと抑えておくようにしましょう。

4|道をひらく(著者:松下幸之助/PHP研究所)

日本を代表する実業家松下幸之助。
世界中から経営の神様と称賛される彼の金言を記し、その価値ある言説を今に残してくれている貴重な書であり日本のビジネスパーソン必携の書と言っても間違いのない本です。
そしてまた、こういった本に今まで触れてこなかった人にも非常にわかりやすく読みやすい本でもあります。
特に、この松下幸之助という人物に関しては、年代を問わず多くのビジネスパーソンに愛され尊敬されている人物であることは間違いありません。
そう、つまり、この本を読んだことがあるという経験は、円滑なコミュニケーションにもつながるということ。
年の離れた上司や取引先と共通の話題がモテるというのは、大きな財産です。

5|孫子(訳者:金谷治/岩波新書)

こちらは、中国の古典である孫子。
紀元前500年に孫武によって書かれたとされる兵法書で、兵法書である以上、いわゆる戦いにどう勝つのかということが記された本です。
しかし、この本が、ビジネスパーソンのみならず大人の男性には非常に受けの良い本でもあります。
証拠に、様々な場面においてこの孫子の一説を引用する人は多く、特に上級管理職層であったり経営者層の方は決まってこの孫子を引用するというくらいに当たり前の知識となっています。
証拠に、国会でも論戦でもしばしばその答弁で引用されることが多いのです。
もちろん内容的にも非常に為になりますが、知っていることがそのまま利益になる本であることは覚えておく必要があります。

6|金持ち父さん貧乏父さん(著者:ロバート・キヨサキ/筑摩書房)

これもビジネス書としては異例の大ヒットを記録したベストセラー。
そしてその内容は、これまでお金というものに対して、物を買うときの対価として考えてこなかっただろう人に、それを資産ととらえるきっかけを与えてくれる本です。
つまり、ファイナンシャルリテラシーの第一歩を踏み出すための本と言えます。
社会人になりビジネスパーソンとしてビジネスの場に立つようになると、お金はただの物を買うための対価ではなくなり、1つの資産や資金というものに変わります。
ですから新入社員にとって大事なことは、いかに早くその感覚を手に入れるのか、です。
お金に対する価値観を社会人モードにシフトするためにとても助かる一冊なのです。

7|自助論(著者:S・スマイルズ/三笠書房)

社会人として生きていくために、自分を律する本として読んでおきたい一冊。
社会人になってしまうと、学生だった頃と大きく変わって、自分というものを管理するのは自分という状況に否応なく変わります。
とくに、終身雇用のなくなった現在において、会社員ですら自分を鍛えるのは自分という前提が必要なのです。
そこで、ぜひともそんな状況に戸惑う前に読んでおきたいのがこの本。
自分を活かすのは自分だけ、そんな独立自尊の精神をいかに養い、自分をいかに自分でプロデュースしていけるのか、その大切さが良くわかる名著。
これまで歴史上に存在して偉人たちがどのようにして自分を律してきたのか。
その秘訣に触れることで学ぶものがきっとあります。

8|思考は現実化する(著者:ナポレオン・ヒル/きこ書房)

ビジネス書におけるサクセス本の世界最大のヒット作が本書。
一説には全世界で7000万部売れたというくらいに、莫大な売上を誇るビジネス書で、成功したい人間であれば、読んでいないほうがおかしいとさえ言える名著です。
この本は著者であるナポレオン・ヒルの成功哲学に対する徹底した研究の成果。
よってこれは彼の思想ではなく、厳然と成功した人たちの生きざまやその体験をもとに、体系的かつ端的にまとめられた本と言えるのです。
そうつまり、これは机上の空論ではなく現実。
あくまでリアリスティックに成功というものを見つめた、成功の解剖所見であると言える本です。


9|経営者の条件(著者:P・F・ドラッカー/ダイヤモンド社)

新社会人が、経営者の条件からなにを学べるのか>疑問に思う人も多いでしょう。
しかし、今はすでに、経営者の思うままに会社の駒として唯々諾々と働いていればいいという時代は終焉し、個人のビジネスパーソンがいかに独立しているかが求められている時代。
そう考えれば、あなたはあなた自身を経営する経営者であるとも言えるのです。
と、同時に、経営者の一挙手一投足にどんな意味があるのかをわかる目というのも重要なもの。
経営者の命じることの裏にある経営者の期待することまで見えて初めて、そのせいかは経営者の望むものとなり、それを知って初めてその期待を情報に上回る結果を出すことができるのです。

10|バカの壁(著者:養老孟司/新潮社)

新社会人にとって、まずはじめに立ちはだかる壁というのが、人間関係の壁。
学生時代は、やはりどこかに性善説を抱えていて、誰とでも腹を割って話せばきっと理解できるという甘い幻想を持ってしまいがちですが、それはあくまで理想論。
社会に出れば、話し合ってもわかり会えない関係というのは絶対的に存在します。
そんな、社会の厳しい人間関係にめげてしまう前に、ぜひとも読んでおいてほしいのがこの大ヒット作である『バカの壁』なのです。
これを読めば、なぜ人間はわかり会えないのかがスッキリするほど良くわかります。
そして、わかり会えないのが普通なのだと論理的に説明されることで、あなたの他社とのスタンスのとり方がきっと決まってくるはずです。

11|競争の戦略(著者:M・E・ポーター/ダイヤモンド社)

ビジネスの世界において、最も重要だと言われるタクティクス、つまり戦略。
経済学や経営学を学んでいるのならまだしも、まったく畑違いの勉強をしてビジネスパーソンとなって人にとっては、そんな戦略はかなり難しい概念です。
しかし、必ず必要になります。
数多くの戦略や理論、ビジネスフレームワークなど様々なものが当たり前のように展開されているビジネスの世界で、戦略について知らないと言うのは大きなマイナスなのです。
そこで読んでおきたいのが本書。
実践的実用的な戦略のノウハウの第一歩についてしっかりと解説されている本です。
決して内容の簡単な本ではないですが、このレベルでも入門書であることを噛み締めながら読破してみてください。

12|道は開ける(著者:デール・カーネギー/創元社)

まさにビジネス書の王道というか、ビジネス書の巨星である本書。
内容いかんではなく、この本を読んでいるかいないかで、ビジネスをただ漫然と行うだけの人間なのか、理論や知識をもって計画的に行える人間なのかがわかるというくらいの本です。
ですので、読んでおくべきというか読まないと話にならない本でもあります。
また内容についても、もし社会人として生きていく上で、悩みやこんなにぶつかったときどうしていくべきかについてのヒントが書かれている人生観の変わる一冊。
ですのでまさに、これは新社会人のための本であると言えます。
この本を読んでより良い社会人になるというのはもちろんですが、この本をもって新社会人はきちんとした社会人へと変わる第一歩を踏み出す。
そうとらえても差し支えない名著です。

13|ワーク・シフト(著者:リンダ・グラットン/プレジデント社)

まさに今の時代、最も読んでおかなければいけないビジネス書がこれ。
社会の変化が著しい21世紀において、一体社会はどう変化していき、世界はどう変わっていくのかについて、ほぼ予言に達しうる予測を展開しているのが本書。
新入社員は、往々にして新しいものへの対応力というものが問われます。
そんなときに、この世界が今どのように変化しつつあって、どんなふうに変わろうとしているのかを正確に把握していないと、新入社員にとって唯一のアドバンテージも台無しになってしまいます。
ですから、まずはこの本を読んで、世界の潮流を学ぶ必要があります。

14|嫌われる勇気(著者:岸見一郎/ダイヤモンド社)

心理学者アドラーの教えを明快に解説したのが本書。
基本的に心理学者の学説というのは、それをどう活かすのかというのも大事なことになりますが、知っているということが大きな力になると言ったたぐいのものです。
そんななか、かつてフロイトやユングが主流だった心理学の基礎は、今やアドラーがその流行の先端。
この先、新入社員として経験を重ねていけば、自動的に1年後には先輩社員となり、後輩の子g道をしなければいけなくなります。
そんなとき、付け焼き刃で心理学を学んでも意味はありません。
今からしっかりと心理学を頭に入れておき、そして、その内容を知った上で悩み多き1年目を過ごす。
その先には、頼りない先輩へと成長した姿があるのです。

15|大人なら知っておきたいものの言い方サクッとノート(著者:櫻井弘/永岡書店)

これはタイトルそのままの本。
詳しい説明は書きませんが、大人として当たり前の言葉遣いについて解説している本です。
しっかり読んで覚えておきましょう。

知識を活性化させ続けることができるか

親友社員の頃は覚えることも多く、知識は自然と活性化しています。
ところが、それは日一日と衰えていき、なかには新入社員であるうちに知識が固定化し進歩をやめてしまう人もいます。
しかし、それでは人間はそれ以上成長しません。
ですので、新入社員のうちからこういった本を読む習慣を身に着け、常に知識を活性化させる、そんな社会人生活を送ってみてください。

新社会人なら読むべき!おすすめのビジネス書籍ランキング

2019.04.02

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