絶対に読むべき!人生を変える10冊の本【読書をしない人でもハマってしまうビジネス本・書籍を選びました!】

「読書をしない人が増えた」という話はよく見聞きするものですが、その一方で1冊の本によって人生が大きく変わったというケースは相変わらず多いようです。
そこで今回は「絶対に読むべき!」と言えるような本をいくつかご紹介していきたいと思います。
※今回は読書をしない人でもハマってしまうビジネス本・書籍を選びました!

1:ものがわかるということ(著者:養老 孟司)

まず挙げられるのが『ものがわかるということ』という本です。
著者は『バカの壁』で有名な養老 孟司さんです。
普段の生活の中で「わかる」「わかった」といった表現を当たり前に使っていますが、改めて考えてみるとわかっていないことのほうが圧倒的に多いものです。
わかった振りをして偉そうにしている人もいれば、わかった気になって満たされている人もいます。
例えば、今はSNSなどを活用している方も多いでしょうが、SNSで仕入れた情報をろくに調べもせずにわかった気になっていることはありませんか?
「自分の信頼してる人が言ってることだから本当なんだろう」「普段から良いことをしてる人だからきっと正しいことを言ってるんだろう」などと仕入れた情報を頭に入れたら、それだけでわかったことになっているというケースはとても多いです。
現代人の多くが考えることを放棄するようになってしまいました。
そういう現代人だからこそ、この本を読むことによってものの見方や考え方に変化が起こるはずです。
ものの見方や考え方が変われば、自ずと行動も変わってきます。
行動が変われば自分の進む道も変わってくるわけですから、人生にも変化が出てくるはずです。

2:運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法 (著者:鈴木 祐)

次にご紹介するのが『運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法』という本です。
著者はサイエンスライターである鈴木 祐さんです。
運というと自分自身ではどうにもならないもので、運の良い人は何をせずともとことん運が良く、運の悪い人は何をしてもとことん運が悪いというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
ただ、多くの方がどうしようもないと思っていた運を科学的なアプローチで研究しようという動きがすでにあるようで、その研究から運をつかむためのスキルを実践的に解説しているのがこの本なのです。
これまで運任せに生きてきたという人であればあるほど、運をつかみに行くという視点を身につけられるだけでその後の生き方も変わってくるかと思います。
他力本願で運気を高めるために特定の場所へ出向いたり、特定のアイテムを購入したりするよりは、この本を1冊読破したほうが得られるものは多いはずです。

3:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(著者:ビル・パーキンス、翻訳:児島 修)

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』はビル・パーキンスさんの著書で、翻訳を児島 修さんがおこなっています。
「ゼロで死ね。」というコピーがかなり強烈なのですが、お金に囚われている方であればあるほど読むことによって人生が変わる本になるかと思います。
お金というのは人間が勝手に生み出した概念、仕組みなのですが、今はそのお金によって苦しんでいる方がとても多いです。
実際にお金がないと何もできない世の中ですし、日本を含めて世界規模で「金、金、金」の大合唱です。
特に、日本は国そのものが貧乏になってしまい国民の最低限の生活にも責任が持てないようなところまで来てしまいました。
そういった中で国が国民にリスクのある投資を推奨するようになったわけですから、もういよいよ終わりという感じでしょう。
本当にひどい世の中になってしまいました。
だからこそ、多くの方が一生懸命に働いてお金を稼ぎ、あえてリスクのある投資などでお金を増やそうとしているのです。
ただ、冷静になって考えてみると今どれだけ頑張ったとしても自分が死んでしまったら、何の努力もしていない国が自分の血と汗の結晶であるお金を体よく掻っ攫っていくわけです。
そうなっては国の思うつぼですから、そうならないためにも必要以上にため込まずに必要なだけ使って、死ぬときにはゼロになるようにしていきましょう。
そのための指南書となってくるのがこの本なのです。

4:Chatter(チャッター) 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法(著者:イーサン・クロス、翻訳:鬼澤 忍)

『Chatter(チャッター)「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』はイーサン・クロスの著書で、翻訳を鬼澤 忍さんがおこなっています。
最先端の心理学・神経科学に基づく誰もが使える科学的テクニックということで、やや難解な部分もあるのですが、繰り返し読み込んでいくことによって徐々に理解が深まっていくかと思います。
この本では頭の中のひとりごとを「チャッター」と表現しているのですが、チャッターは向き合い方によって自分の敵にも味方にもなり得るものです。
自分の心の中にいる天使と悪魔のようなイメージで考えていくとわかりやすいかもしれません。
次から次へとさまざまな情報が飛び交い、目まぐるしく変わっていく今の時代だからこそ、チャッターをコントロールして自分の本当の力を発揮できるようにしていきたいところです。

5:運動脳(著者:アンデシュ・ハンセン、翻訳:御舩 由美子)

『運動脳』は『スマホ脳』で有名なアンデシュ・ハンセンさんの著書です。
翻訳は御舩由美子さんがおこなっています。
日々の生活というのは家事や仕事、勉強などを抜きにすると食事、睡眠、運動という3つの要素で構成されているものです。
ただ、現代人は時間に追われるような日々を過ごしているでしょうから、食事、睡眠、運動という基本的なところすらおざなりになっていますし、その中でも特に運動というのは後回しにされてしまいがちです。
しかしながら、その運動にこそ人生を充実させるヒントがあるかもしれないのです。
運動というのは不思議なもので、多くの方がその重要性を十分に理解しているのになかなか実行には移せないというケースがとにかく目立ちます。
この本ではきちんとエビデンスが示された形で、運動によるメリットをより具体的に論理的に解説してくれています。
そのため、読んだ後には「こんなに良いことばっかりなら今からでも運動しよう!」と強く思えるようになるでしょう。
これまで一歩を踏み出せないままになっていた方でも、その一歩を踏み出せるよう力強く背中を押してくれる本だとも言えます。

6:ぼけの壁(著者:和田 秀樹)

『ぼけの壁』という本もおすすめの1冊です。
著者は和田 秀樹さんです。
脳の老化の二大原因である認知症と老人性うつについてわかりやすく解説されている本なのですが、これは自分自身の生き方を考えるきっかけになる本でもあります。
日本という国は少子高齢化が急激に進んでいるのが随分前からわかっていたのに、それを放置していました。
取り返しのつかないところまで来て、ようやく慌て出したという感じです。
今後は多くの方が高齢の家族のお世話をするようになったり、逆に自分が年齢を重ねてお世話をされる側になったりする可能性が高いのですが、お世話をしてもらおうにも少子高齢化でお世話のできる人がいないということも十分に起こり得ます。
今まさに高齢の家族のお世話をしているという方にとっても、今後お世話される側になるであろう方にとっても、この本は大きなプラスになります。
老化や老いというものを正しく理解し、後悔のない生き方ができるようにしたいものです。

7:102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方(著者:石井 哲代、中国新聞社)

『102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方』は石井 哲代さんと中国新聞社による書籍で、「本になるのを待ってた!」という方も少なくないようです。
タイトルの通り、哲代おばあちゃんの生き方を知ることができ、同時にその可愛らしさに癒される本でもあります。
今の時代、自分がどれだけ気を付けていようが周りにはとことん嫌な人間ばかりということもあるでしょう。
ただ、哲代おばあちゃんの存在を知ると同じ人間であっても生き方や考え方次第でここまで違いが出てくるものなのかと改めて感じさせられます。
哲代おばあちゃんはまさに良い生き方や良い考え方の一例を示してくれていると言えるでしょう。
今と昔では食べ物も違いますし、環境も大きく変わってきています。
誰もが哲代おばあちゃんのように長生きできるとは限りませんが、それでも幸せな形で悔いのない人生を送っていきたいと思えますし、そのために自分の考え方や行動を変えていこうとも思える1冊です。

8:ユーモアは最強の武器である スタンフォード大学ビジネススクール人気講義 (著者:ジェニファー・アーカー、ナオミ・バグドナス、翻訳:神崎 朗子)

『ユーモアは最強の武器である スタンフォード大学ビジネススクール人気講義 』はジェニファー・アーカーさんとナオミ・バグドナスさんによる著書で、翻訳は神崎 朗子さんがおこなっています。
ユーモアというのはお国柄が出てきますので、本の内容すべてが日本に当てはまるとは限りません。
ただ、それでもユーモアがいろいろなシーンで役立つことはよくわかりますし、ユーモアを持って生きようと思えるような内容になっています。
同時に、日本の政治家がユーモアのつもりで言っている内輪ネタがどれだけ低レベルなものなのかもよくわかるでしょう。
ユーモアを持って、賢く生きていこうと思える1冊です。

9:反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」(著者:草薙 龍瞬)

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』は独立派の出家僧である草薙龍瞬さんの著書になります。
ブッダに興味のある方はもちろん、ブッダに興味がないという方でもこれからの人生に活かしていけるような考え方を学ぶことができます。
今の時代、日本を含めて世界中に不幸せな人がたくさんいます。
そして、不幸せな人ほど人に対して意地悪をするものです。
つまり、今は不幸せな人であふれている分、自分自身が何もしていなくとも、いろいろな人から意地悪をされてしまう可能性が高いということです。
実際に、リアルの世界でもインターネットの世界でも、人の揚げ足取りをして喜んでいる人間がたくさんいます。
今の世の中で自分に向けられるネガティブな感情やネガティブな言葉にいちいち反応していたのでは、自分自身が持ちません。
反応しないこと、スルーすることも自分を守るためのひとつの方法なのです。
ある意味では今の時代を生き抜くためのスルースキルをわかりやすく解説してくれている本とも言えるでしょう。

10:自分の中に毒を持て(著者:岡本 太郎)

岡本 太郎さんは他にもいろいろな本を出していますが、そのうちの1冊が『自分の中に毒を持て』です。
岡本 太郎さんの本はどれも刺激的ですが、特にこの本で魂が目覚めるような経験をしたという方は多いようです。
今の時代、自分自身でも消化しきれないようなモヤモヤを抱えながら生きている方も多いでしょうが、そういった方であればあるほど、大きな気づきが得られるかと思います。
岡本 太郎さんというと個性的でぶっ飛んでいるというイメージが強いでしょうし、だからこそ世の中の見方も独特なのではないかと思っている方もいるかもしれませんが、この本で岡本 太郎さんの言っていることはどれも的を射ています。
この本で得た気づきによって、今の世の中のおかしさを再認識できるはずです。

読んで得た気づきは実践に移してこそ

絶対に読むべき人生を変える10冊の本ということでご紹介してきましたが、今回ご紹介した本を実際に読んでみるとさまざまな気づきが得られるはずです。
その気づきは少しずつ、できる範囲でいいので実践に移していきましょう。
時間はかかるかもしれませんが、その積み重ねによって人生は確実に変わっていくはずです。

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