死ぬまでに絶対に読むべき!おすすめのサスペンスホラー小説30選【最後には大どんでん返しが待っている?!】

目次

怖い話って本当に好きな人が多いですよね。
私はどちらかと言えば苦手なんですが、それでも小説であれば視覚情報がないだけマシで、ホラー・サスペンスホラーはもっぱら小説で済ますことにしています。
そう、苦手な人も本なら読める……こともある。
というわけで今回は、あっと驚く結末のホラー・サスペンスホラー小説に迫ってみようと思います。
もちろん最後には大どんでん返しが待っている小説もご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1|お見世出し(著者:森山東/角川ホラー文庫)


もうこの本は表紙が怖い。
ホラーが嫌いな人はこの表紙で敬遠してしまいそうですが、そこを頑張って買ってみましょう。
そして中を読んでさらに怖い思いをしてください。
京都を舞台にした、かなり怖めの3編の短編小説集。
変な話、京都というだけでちょっと怖いのは、なぜなんでしょうかね。

2|天使の囀り(著者:貴志祐介/角川ホラー文庫)


言っておきます、怖さに耐性のない人は、読まない方がいいです。
文章表現だけでここまで恐怖を演出することができるというのはさすがは貴志祐介という感じなんですが、とにかくもう本当に怖い。
アマゾンの探検家が次々と自殺をしていくという、ただそれだけの話なのに、もう。
最後まで読めたら、すごい。

3|ぼぎわんが、来る(著者:澤村伊智/角川ホラー文庫)


謎の存在「ぼぎわん」に振り回される、そんななぞしかないお話。
これもかなり怖いお話で、最後までしっかり読み切るのは、かなり恐怖体勢がないと無理だと思います、でもそれだけに面白い。
第22回ホラー大賞を受賞した、選考委員絶賛の傑作でもあります。

4|夜行(著者:森見登美彦/小学館)


森見文学の中でも、怖さではトップクラスの作品がこれ。
また京都ですよ、京都、本当に京都という場所はオレだけでなんとなく怖いから困りますよね。
もちろん森見作品では、京都は当たり前の舞台なのですが、怪談を基本軸にしたこの作品だとより京都の威力が増します。
ただ、怖さより不思議な感覚を覚える作品です。

5|アミダサマ(著者:沼田まほかる/光文社文庫)


人間の欲望をえぐるように描いたサスペンスホラー。
発端は産廃処理上の冷蔵庫から発見された子供というのですから、もうその発端だけでゾクリとします。
もちろん怖いだけではなく、仏教の死生観を感じることのできる、重厚さも持った作品です。
そういう点で、怖いだけではない、人間に対する気付きのようなものが得られる作品で盛ります。

6|おしまいの日(著者:新井素子/中央公論)


人間の正気と狂気の境のあいまいさやあやふやさ、そんなところに注目した作品。
幸せ満載の生活を送っていた主婦が遭遇する、その正気と狂気の境目、そして段々とその境目が見えなくなっていく恐怖。
当たり前の日常のもろさを感じたとき、そこにあるのは綱渡りの恐怖。
だからこそ感じる、当たり前の大切さがそこにはあります。

7|夜市(著者:恒川光太郎/角川ホラー文庫)


2編の小説からなるホラー作品。
あちら側の世界とこちら側の世界のほんの小さな、そして些細な違いをクローズアップすることで、そこにふとあちらに行ってしまいそうな穴を感じさせてくれます。
その、絶妙な加減が本当に怖い。
第12回日本ホラー小説大賞の受賞作らしく、まさに恐怖の味わいがある作品です。

8|深く深く、砂に埋めて(著者:真梨幸子/講談社文庫)


男を狂わせる女の恐怖、まさに現実に潜む恐怖としてはかなり怖い部類のもの。
この作品は、そんな女お恐怖をありありと描き出す、男だったら誰もが震えるそんな小説です。
そして、やはり注目はラストシーン。
このラストシーンを読むためだけのこの本を買って読む価値がある、そう思わせるゾクリと震えるラストが魅力です。

9|赤いべべ着せよ…(著者:今邑彩/中央公論)


鬼女伝説が伝わる街、そこで起こった幼女殺人。
そこに妖怪やお化けが絡んでいるならまだしも、そこにいるにはどこにでもいる普通の人間たちで、なのにそこにあるのは普通ではない凄惨な事件。
最も怖いのはやはり人間。
普通の生活のすぐそばにありそうな恐怖の最終形ともいえる、圧倒的に現実感のある恐怖です。

10|黒い家(著者:貴志祐介/角川ホラー文庫)


またしても貴志祐介の作品。
こういう描写のうまい作家にホラーを書かせたら、その怖さの桁が数段あがるので本当に怖いですし、また面白いから怖くても読んじゃうんですよね。
第4回日本ホラー大賞受賞作でもありますが、そんな肩書を考えなくても、貴志祐介作のホラーというだけで、怖くて面白い作品です。

11|汚れた檻(著者:高田侑/角川ホラー文庫)


実際にあった事件をモチーフにしているため、かなり現実感を伴た恐怖が襲ってくる一冊。
埼玉県で起きた愛犬家連続殺人事件がその題材で、もちろんアレンジされていますが、これが現実で似たようなことがあったと思うだけでもうぞっとします。
しかも、リーダビリティが素晴らしく読む手が止まらない。困った作品です。

12|うなぎ鬼(著者:高田侑/角川ホラー文庫)


こちらも、高田侑の作品。
というかこれもかなり表紙が怖いので、ホラーと知らずに買うことはないだろうなという作品なんですが、当然知って買ったとしても十分期待以上の怖さを感じます。
こういった作品にとって大事なことは、人間性の掘り下げ。
もちろん本作はそれにしっかり成功していて、だからこそ人間の真の恐怖を見ることができます。

13|黒面の狐(著者:三津田信三/文芸春秋)


探偵が活躍するミステリー作品の側面を持つホラー作品。
こういう探偵もので怖い作品は、ホラーが苦手な人でも引き込まれるように読めますので、チャレンジしたい人にはお勧めかもしれません。
そんなこの小説の舞台は、北九州の炭鉱。
しっかりとした知識に裏付けらえれたその描写は、ホラーを超えた価値があります。

14|死霊列車(著者:北上明彦/角川ホラー文庫)


怖さで言うとそこまででもないですが、スリルで言うとかなりの秀逸な作品である本作。
狂犬病をモチーフにした作品で、蔓延する病を止めるためにタイムリミットのあるいわゆる時間制限モノのホラー小説です。
物語の構成がエンターテインメント性が高いため、かなり面白く読めます。
ある意味、ホラー初心者におすすめの作品と言えるかもしれません。

15|祝山(著者:加門七海/光文社文庫)


かなり怖いです、要注意です。
この作品はいわゆる肝試しモノですので、ある意味ホラーの世界では全世界的に王道中の王道と言えます、が、その怖さもまさに王道。
あなたのすぐそばにある、恐怖、そんな作品です。

16|ついてくるもの(著者:三津田信三/講談社文庫)


全7編からなるホラー短編集。
いわゆる本当にあった怖い話の体裁を取っている短編集で、もちろん作り話ではあるのですがそのリアル感が何とも言えず背筋をなぜるような恐怖を味わわせてくれます。
そこにあるのは、がッと来る怖さではなくゾクリとくるこわさ。
ある意味、一番眠れなくなる類の恐怖です。

17|記憶の食卓(著者:牧野修/角川書店)


同時進行で進んでいく二つのお話が絡み合う、ミステリー。
普通にホラーとしてではなく読んでも面白い作品ですが、同時に、ホラーとして読んでも満足感が味わえる恐怖をしっかりと感じさせてくれます。
詳細は言いませんが、チャーハンが嫌いになりそうです。
詳細は言えませんけどね。

18|私のクラスの生徒が、一晩で24人死にました(著者:日向奈くらら/角川書店)


タイトルのインパクトがもうすごい。
そしてこのインパクト満載のタイトルが、全然比喩や暗示ではなく、まさにその者の話が展開されていくという、これでもかといった具合に胸の悪い小説です。
とにかく衝撃と恐怖が目白押し。
読み終わった後、ぐったりしてしまう小説です。

19|隣の家の少女(著者:ジャック・ケッチャム/扶桑社)


とにかく後味の悪さで言えばぴか一の小説。
本当に、ただただ怖くてそして、何とも言えないやるせない気分に陥ってしまう、かなりヘビーなホラーです。
その特徴は、人間の狂気を余すところなくリアルに描写し続けるその偏執的な描写。
もはや、一番怖いのは作者だ、と思いたくなるような、かなり上級者向けの小説です。

20|乙霧村の七人(著者:井岡瞬/双葉社)


人気ミステリー作家によるホラー小説。
ですので当然ミステリーとしても秀逸で、読みやすさと面白さにおいてはかなりのレベルの作品であることは間違いありません。
その点で言えば、もちろん怖いのですがちょっとおもしろさが勝っている感じがしますね。
初心者におすすめです。

21|パラサイト・イヴ(著者:瀬名英明/新潮社)


第2回ホラー小説大賞の受賞作で、ゲーム化もされた人気作。
バイオホラーとしての地位は、まさに日本を代表するといっていいレベルの出来で、娯楽小説としてかなり高いレベルで面白い小説です。
しかし、そこにあるのは人間の根源の恐怖。
自分は本当に自分の意思で生きているのか、その恐怖はまさに根源です。

22|血の季節(著者:小泉喜美子/宝島文庫)


「このミステリーがすごい!2014年版」の企画である、「復刊希望!幻の名作ベストテン」第2位作品。
その特徴は、現在のミステリーとは一味違うその作風。
まさにオカルティックなマニア性を感じるその文体と構成は幻の名作とまで言われる圧倒的存在感。
ひとつの小説として、ホラー抜きで読んでほしい作品でもあります。

23|1303号室(著者:大石圭/河出文庫)


おなじみのホラー大作呪怨の作者が書き上げた、本格的ホラー。
もうそれだけで怖いことは確定のような作品ですが、その怖さたるや個人的には受音を超えるものを感じまsた。
とにかく、足の先から頭の先まで恐怖にしっかりと入り込める作品。
ホラーの名手が、怖いという感情を突き詰めたら、ここまでの恐怖が生まれるのか、という作品。

24|粘膜人間(著者:飴村行/角川ホラー文庫)


第15回日本史ホラー小説大賞、長編賞受賞作。
特徴は何と言ってもタダのホラーではなく、いわゆるグロ系、そう、気持ち悪い系のサスペンスホラーであるということ。
小説自体は読みやすくていいのですが、内容が読みにくい。
といっても、だめ作品というのではなく、グロ耐性がないとかなり厳しい作品です。

25|リカ(著者:五十嵐貴久/幻冬舎文庫)


サスペンスホラーとホラーの分類はなかなか難しいのですが、これはまさにサスペンスホラーの名作。
第2回ホラーサスペンス大賞受賞作でもありますし、その内容の怖さと面白さは折り紙付きの作品です。
出会い系サイトで知り合ったリカの狂気と、その狂気が迫ってくる恐怖は、まさにサスペンスホラーの傑作です。

26|二重螺旋の悪魔(著者:梅原克文/角川ホラー文庫)


日本を代表するバイオホラーのうちの一つ。
ただこの作品に関しては、ホラー好きというよりもSF好きにこそ読んでほしいそんな作品でもあります。
そうまるで、ハリウッドのSF対策のような世界観。
サイバーパンクな雰囲気もあって、SFファンでもしっかりと楽しめる作品です。怖さは、まあまあですかね。

27|玩具修理者(著者:小林泰三/角川ホラー文庫)


怖い、とにかく怖い。
取りあえず恐怖耐性のない人には、いくらなんでもおすすめできないレベルで怖い小説ですので、ぜひホラー好きさんに読んでいただきたい小説です。
特徴としては、ダイレクトな恐怖。
そういう言い方は不適切かもしれませんが、恥も外聞もなく殴りつけるように怖がらせに来る小説です。

28|ダイナー(著者:平山夢明/ポプラ文庫)


ここらでひと休憩といった感じで、怖くはあるのですがかなりライトに怖い作品。
なぜか殺し屋が集う裏社会のダイナーでウエイトレスをすることになった主人公の体験する、その店に集う客たちの様々なトラウマ話。
そんな中で、恋までしてしまう主人公の物語。
で、特徴としては、ハンバーガーの描写がやたたらうまそうです。

29|ぼっけえ、きょうてえ(著者:岩井志麻子/角川ホラー文庫)


色々な意味で注目を浴びる作者の出世作。
第13回山本周五郎賞、第6回日本ホラー小説大賞 の両方を受賞している稀有な作品で、小説としての完成度も高く、そして怖いというお得な作品。
貧しさと怖さという二つの関わり合いの中で、リアルな描写がそそります。

30|鼻(著者:曽根圭介/角川ホラー文庫)


早稲田大学卒、サウナ店従業員から漫画喫茶店長、その後無職になって作家という異色の経歴の作者の代表作
こわさ的にはそこまでのことはありませんので、ライトな読者にも受け入れられる作品ですが、その特徴は、ホラー小説の常識を超える文章力のたかさと文学性。
とはいえ難解さもなく、満足した読書タイムを満喫できるホラーです。

怖いは楽しいにたどり着くためには?

ホラー小説の醍醐味は恐怖なんですが、恐怖というのは人によっては本当にきついものだったりします。
でも、中には本当に名作もありますので、ぜひ恐怖耐性を鍛えて読んでいただきたい。
怖さの向こうにしかない小説の良さもあるのです。

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