塾講師なら絶対に読むべき!おすすめの教育本・書籍7選【教え方を学び、生徒を成長させる】

塾で教える。
それは、ある意味学校教育よりも難しいもので、単に知識を教えるだけでも、また時間をかければいいというものでもない、ある意味もともとの教育の形にとても近いものです。
そこで今回は、そんな塾でも教育を行う塾講師の皆さんにぜひ読んでいただきたい本をピックアップしてみました。

1|誰でもまねできる 人気講師のすごい教え方(著:多田健次/KADOKAWA)


いわゆる人気講師の方法論を学ぶ本です。
しかし、これといって正解のない世界ですから、まずはこういった人気講師のやり方を学ぶというのが一番近道かもしれません。
この本に書かれている内容は、とにかく「プロ」であるということ。
塾講師といえど、それはお金をもらって働くプロの先生であるということを前提に、いかにしてプロとなっていくのかその方法論についてわかりやすく書かれている本になっています。
まずはここからプロの心構えを学ぶのもいいかもしれません。

2|まわりの先生から「あれっ、授業うまくなったね」と言われる本(著:瀧澤真/学陽書房)


長い間生徒にものを教えていると、その中で忘れてしまうもの、それは基本。
この本は学校教育における先生の話ではありますが、塾の講師でも何年もやっていると忘れてしまう基本について思い起こさせてくれる本になっています。
と同時に、いかにして教師はその力を伸ばしていくのかその過程についてもよくわかる本です。
それぞれレッスンごとに項目も分かれていますので、それをひとつづつ実践していく教則本のように考えてもいいかもしれません。

3|9割は伸ばせる できる人の教え方(著:安河内哲也/中経出版)


講師として授業の組み立てを考える時、よいヒントになる考え方の書かれた本です。
中身の文章はとても簡単にわかりやすく書かれていますので、ともすると難しくなりやすいこういった類の本の中では、かなり読みやすくなっているのも特徴。
とにかく、効率的で無駄のない考え方を学ぶことができますので、時間制限のきびしい塾講師にとっては、かなり役にたつ内容になっています。
しかし具体例というよりあくまで考え方やヒントに類するの野ですので、作興にするというスタンスで読むのが正しいのがはないでしょうか。

4|図解&場面でわかるプロ教師の「超絶」授業テクニック(著:中土井鉄信/明治図書出版)


まさに実践的なテクニックが学べる本です。
考え方や理念思想ではなく、いかにしてどう教えるべきなのかという即戦力になる知識がグラフや図解入りで説明されていて、かなり現実的な方法論の本です。
初心者はもちろん、ある意味講師の指導役として研修などを任された人なども読んでおくとかなりためになるというよりすぐに役に立つ本ですので、塾経営者の方などは、塾の本棚に置いておいてほしくなるレベルの本になります。
とにかく、因果のはっきりした、システマチックな講師の理想を感じる本です。

5|12万人を指導した”カリスマ講師”が教える”売れっ子講師”になる112の秘訣(著:潮田滋彦/ごま書房)


こちらは講師は講師でもセミナー講師の本です。
ただ、人に話して聞かせ、ものを教えるという点でそこには根本で共通する部分も多いですから、人にものを教える人間の本として押さえておくべき一冊です。
塾講師もこういったセミナー講師と同じ、人気稼業の側面は少なからずあります。
成績を伸ばすことだけでなく、単純に生徒や保護者から人気であるというのもその評価においては大きな一つなのですから、こういったジャンルの本も必携です。

6|塾講師にだまされるな!(著:黒い講師/主婦と生活社)


逆説的に読んでおきたいのが、この本。
いわゆる塾業界の裏側に切り込んで、ダメな塾というものはどういう物なのか、悪い塾講師というものはどんなテクニックを使ってくるのか、といったことについて書いてあります。
しかし、そんな内部告発的な暴露から見えるのは、親や子供が一体どんなことを考えなにを不安に思っているのかという現実です。
そして、この逆を行けば、そこに塾の理想的な姿がある。
そう考えれば、これはむしろ塾講師こそがその読者層の中心層であってもいい、と思えるほどの本なのです。

7|東大ドクターが教える 塾に行かなくても勉強ができる子の習慣(著:森田敏宏/総合法令出版)


最後にご紹介するのも、やはり逆説的に抑えておきたい一冊。
塾に行かなくても東大に行ける子供を育てるテクニック本ですが、つまり、塾でこれができればそのまま東大に行ける子供を作り出せるということ。
また、家庭での子供への接し方が書かれていますから、三者面談などでの保護者の方に対するアドバイスにとても役に立つ内容にもなっています。
ぜひ、一回読んでみることをおすすめしますよ。

教えることのむずかしさ

教えるというのは本当に難しい作業です。
しかし、だからこそやりがいもあるもので、こういった様々な文献を参考にしながら、自分らしい教え方を見つけることができれば、かなりハイクラスな塾講師に近づくはずです。

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