【読書の秋】小学生が読むべきオススメ小説・本10選(高学年/女の子向け)

読書の秋、それは文学少女の秋。
もちろん文学少女とまではいかなくても、男子よりも複雑な心を抱える高学年の女子にとって、読書は欠かせない心のお薬。
成長の過程に感じる心の痛みや苦悩を洗い流してくれる本との出会いは一生の宝になります。
というわけで、ここではそんな女の子にお勧めの本を紹介していきましょう。

1|赤毛のアン(作:モンゴメリ、訳:村岡花子/ポプラ社)


セントエドワード島はすべての少女のふるさと。
そう、そんな風に言う人がいるほど、数多くの少女の心を虜にしてきた名作、それが赤毛のアンです。
とにかく、その世界にはまり込んでしまい、大人になってもアンマニアといわれる人が存在するほどに、女の子の創造力と空想力、そして夢見る心を成長させる作品。
お母さまで読んだことのない人がいるならおすすめしたくなるような作品です。
ぜひ一度、この世界に触れることをおすすめいたします。

2|ナルニア国物語(作:クライヴ・ステープルズ・ルーイス、絵:ポーリン・ベインズ、訳:瀬田貞二/岩波書店)


衣装ダンスの向こうに広がるファンタジー世界を描いた作品。
そこにあるのは不思議の国での冒険物語ですが、その世界観といい登場するキャラクターといい、むしろ男子より女子が夢中になるタイプの冒険譚です。
物語は、世界三大ファンタジーといわれるだけのことはあって、問題なく楽しめる内容。
日常生活のほんの少し向こうにあるかもしれないファンタジーな世界は、女の子の心をくすぐって創造力を育てるには最高の作品です。

3|青い鳥文庫 霧のむこうのふしぎな町(著者:柏葉幸子、絵:杉田比呂美/講談社)


等身大の女の子が迷い込んだ節後の世界を描いた作品。
この作品の一番の特徴が、主人公であるリナが、本当にどこにでもいるような普通の少女であり、特別な力や見た目の少女ではないということ。
この特別感のない等身大の少女リナだからこそ、このお話に子供が感じる親近感は格別なのです。
その世界に登場するすべてが可愛く、きらきらしているこの作品は、女の子特有の美意識に深くインスピレーションを与えてくれる世界観。
まさに、女の子のバイブルです。

4|緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集(作:アーサー・コナン・ドイル、訳:日暮雅通)


女の子もはまるミステリーの傑作。
高学年の男の子にお勧めしたいのが乱歩の「少年探偵団」なら女の子にお勧めしたいのがコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」
いうまでもなくイギリスが舞台のこの作品から漂うのは、古き良きヨーロッパのちょっとおしゃれな雰囲気。
そして何より、名探偵ホームズがこれでもかという位にかっこよく、素敵な男性なのです。
内容に関しては、言うまでもありませんが、この作品を読んでからミステリーを読みあさる人は多く、本好きになるための第一歩としてはかなりおすすめの作品です。

5|モモ-時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語作(絵:ミヒャエル・エンデ、訳:大島 かおり/岩波書店)


低学年でも読めて、中学生でも感動する不朽の名作である本書。
高学年の女子にお勧めというよりは、まだ読んでいないのであれば、中学生になる前にぜひとも読んでおいてほしい作品です。
果たして、この時間泥棒の物語に、睡眠時間を盗まれた少女がこれまで何人いただろうか。
そんなことまで考えてしまうほどに、いつの時代であっても文学少女たちの心をつかんで離さない作品であり、大人になってもその意味を考える作品でもあります。

6|大草原の小さな家(作:ローラ・インガルス・ワイルダー、訳:丹治陽子/講談社)


40代以上の親御さんなら、NHKのドラマでおなじみのこの作品。
アメリカ開拓時代の家族が織りなす、心温まるお話と、大自然の描写がグッと物語の世界に引き込んでくれる不朽の名著。
次々と現れる可愛い動物たち、おいしそうな料理
女の子の心を輝かせときめかせる様々な表現がちりばめられている本作は、家族愛という素晴らしいテーマも相まって、幸せというものの一つの形を見せてくれる作品です。
ただし、インディアンに関する描写だけは、親御さんから注意をしておくとよいでしょう。

7|ラブ・レター(作:あさのあつこ、絵: 牧野和子/新日本出版社)


思春期の頃にしか感じるこの出来ない最もピュアで純粋な恋心。
そんな、少女期にしか感じることのできない感情を色彩豊かに描き、みずみずしい表現で感動を呼び起こす作品。
もちろん大人が読んでもとても面白い作品なのですが、この本を等身大で感じることができるのは高学年の女子だけで、それは本当に幸せなこと。
ぜひともこの作品のすばらしさを、自分と重ね合わせて感じることができる間に、読んでいて欲しいと願います。

8|パパラギ-はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集(作:エーリッヒ・ショイルマン、訳:岡崎照男)


南海の酋長が見た現代社会の矛盾。
白人社会を見学した、南海の部族酋長ツイアビが感じた、文明社会の欠点、盲点、そしてその深く恐ろしい闇。
高学年の女子にとって、果たしてこれが面白い話になるかといえば、なかなか難しいところですが、男子に比べて習熟の速い女子ならばまだ子供のうちにこれを読んでほしい一冊です。
これから学べることは、文明社会の矛盾だけはありません。
物事を異論方面から見つめ、様々な解釈と考え方でとらえるという、複雑になっていく社会の中でまず身に着けておきたいスキルなのです。

9|青い鳥文庫 源氏物語(作:紫式部、訳:高木卓/講談社)


世界最古の恋愛小説ともいわれる言わずと知れた日本を代表する名作。
もちろん、一般の現代語訳の源氏物語は小学生には早すぎます、それは文章の難易度も内容も大人向けです。
しかし、大人になっていきなりその世界に触れるのは、なかなか難しく、きちんと児童用に編成されている子供向けの源氏物語を読んでおくことが将来の役に立つのです。
そんな観点から、ぜひ、児童向け源氏物語は読んでおくことをお勧めします。

10|青い鳥文庫 南総里見八犬伝(作:曲亭馬琴、訳:時海 結以/講談社)


こちらも、やはり古典の名作をわかりやすく読んでおきたいシリーズ。
南総里見八犬伝は、生まれ変わったかっこいい戦士たちが魔女と戦うという、これもまた女子が大好きな設定で書かれた日本の古典。
様々な運命に翻弄される登場人物たちの生きざまは、このような児童向けの優しい文章の中でも生き生きと描かれていて、古典に親しむ第一歩としておすすめの作品です。

少し背伸びをして

高学年の女子は、基本的の学校で推奨されている本ではちょっと物足りません。
学校推奨の物は「男子」が読むことも想定していることがその理由ですが、やはり、女子の成長は男子よりも早いため、少し背伸びをした本を読んでもいいでしょう。
特に恋愛ものなどは、もうきちんとその内容を理解できるはずです。

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