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【ASO対策ガイド】各アプリストアの検索アルゴリズムと効果測定時に確認するべき重要指標とは?

今回の記事では各アプリストアの検索アルゴリズムと効果測定時に確認するべき重要指標について説明いたします。

前提

App StoreおよびGoogle Playにおける検索アルゴリズムは一般開示されておりません。そのため、今回の記事では検索アルゴリズムおよび具体的な公式までの言及は行わず、ASO対策を実施する際に各社コンサルタントが使用している重要指標についての説明となります。

これまでの各アプリストア内の検索アルゴリズムとは?

おおよそですが、2013〜2016年頃までの各アプリストアでの検索アルゴリズムは以下のようになっていたと考えられています。

(旧)App Storeの検索アルゴリズム

App StoreはGoogle Playに比べて、日次・月次の順位変動が大きく現れていました。また「直近のDL数」「DAU」以外にも「アンインストール数」「MAU」等のデータも検索順位に影響を与えているという説もありましたが、検索アルゴリズムが開示されてない以上、それを特定する方法はありませんでした。(ただし、直近のDL数、DAUは明らかに影響していた状況でした。)

加えて、当時のApp Storeには検索順位を決めていると言われている計算式がいくつも存在しております。以下の計算式は参考です。

1.(当日のDL数 x 3)+(1日前のDL数 x 2)+(2日前のDL数 x 1)+ レビュー数と評価 + DAU (当日のアクティブユーザ数)
2.(当日のDL数 × 8)+(1日前のDL数 ×5)+(2日前のDL数 × 5)+(3日前のDL数×5)+(4日前のDL数×2)+ レビュー数と評価 + DAU(当日のアクティブユーザ数)
3.直近2、3時間のDL数 + 2〜3日前のDL数 + レビュー数と評価 + DAU(当日のアクティブユーザ数)+ 売上

>引用:APUNEWS.COM

ただし、これらの重要指標を意識したASO対策は2017年9月に実施されたiOS11のアップデートにより、App Storeアプリ内のランキングタブ廃止により、大きな方針転換を余儀なくされております。

(旧)Google Playの検索アルゴリズム

Google PlayはApp Storeに比べて、日次・月次の順位変動が小さいものでした。その故に検索順位を上げるには、ランキングシグナルに影響を与える重要指標へのアプローチが重要となっていました。逆にApp Storeで頻繁に発生していたリワード広告やブーストの効果が表面化しづらく、非常にクリーンな状態が保たれていたのがGoogle Playです。

Google PlayはApp Storeアプリのような仕様変更や大規模な検索アルゴリズムの変更等がなかったため、2018年現在も以前と同じ重要指標を使用したASO対策でも効果が発揮できると思われます。

これからのASO対策の重要指標とは?

各アプリストアの検索アルゴリズムの調整が進んできたことで、アプリストア別に重点実施するASO対策が少なくなり、ユーザーの行動プロセスを俯瞰した上で順序立てたASOコンサルティングが増えてきたというのが2017〜2018年の動きです。

以下はアプリDL率を上げるASO対策の基本とは?でご紹介したユーザーの行動プロセスを整理した図ですが、今後のASO対策ではユーザーがどのような流れでアプリをダウンロード・利用するに至ったかを正しく理解することが大切となります。

また各プロセス上での重要指標はKGI/KPIツリーとして、その数値の関係性を体系化することで、何をどのように改善すればアプリDL数が増加するのか?を正しく分析できるようになります。

さらにASO対策は検索アルゴリズムが正式に公開されていないために、施策実施後の効果検証が難しいことが多いです。そのような状況に陥ってしまうことを回避するためには、効果検証前の適切なKGI/KPIツリーの設計が重要となります。

参考までにどのアプリでも活用できるASO対策におけるKGI/KPIツリー図をまとめておきますので、自社・個人アプリのASO対策を実施する前に効果測定をどのように行うべきかを確認しておきましょう。

おわりに

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次回は「各テキスト要素とアプリストア内の検索アルゴリズムとの関連性」をご紹介いたします。

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