高校生の朝読書で読むべき!おすすめの人気小説本・書籍15選【青春/恋愛編】

朝の時間を有効活用して行う朝読書。
一日の中で最も頭の中がまっさらな状態で行う読書は、心を最も刺激する読書といえますから、ここはその日の学校生活をより楽しくする小説を読んでおきたいですよね。
となるとやはり、青春物や恋愛もの。
というわけで今回は、高校生活を楽しくする青春小説や恋愛小説を、ご紹介しますね。

1|八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。(著者:天沢夏月/KADOKAWA)


切なさは恋愛や青春にとって一番のスパイス。
そう考えていたとしても、その切なさのレベルがギュっと胸を締め付けるようなものであればあるほど、感動が胸に迫ってくる時ってありますよね。
そういう点において、この小説の心に訴えかけてくる切なさは、かなり強力。
内容については、読んでみて知るのが一番な小説なので、さらっとしか書きませんが、過去と現在との間で交わされる交換日記を主体とした小説。
心が通えば通うほど、心締め付ける痛み。
そんな、せつなさと、そして今を生きている尊さに出会える、小説です。

2|恋愛寫眞 もう一つの物語(著者:市川拓司/小学館)


純粋な恋愛、大人はもちろんそれは高校生であろうと憧れてしまう言葉。
それは、色々な状況や、打算、そして欲望がそんな純粋な気持ちを邪魔して、なかなかそこにたどり着けない、そんなものですよね。
そこでお勧めしたいのがこの小説。
というのもこの小説に描かれている愛のその純度は本当に高く、まるで透き通るガラス細工のような美しい思いをしっかりと描けているからです。
この小説は、玉木宏、宮崎あおい主演で映画化された「ただ、きみを愛してる」の原作でもあり、最初から最後まで、徹底してピュアに描かれていく恋愛の一つの形に、心揺さぶられること間違いありません。

3|百瀬、こっちを向いて。(著者:中田永一/祥伝社)


朝読書におすすめな短編集の中でも、特におすすめなのがこの作品。
一口に恋愛といっても、当然そこにはいろいろな形があり、美しい面もそうでない面も、様々な表情を持っている簡単には語れない概念です。
だからこそ、こういった短編集を読んで、様々な恋愛を疑似体験するというのはとても素敵な読書体験になり得ます。
恋多き高校生には、自分の恋愛と比べる材料として、そして、恋を夢見る高校生には恋の形の見本市として、様々な形の恋愛を楽しむことができるでしょう。
朝読書の時間、じっくりと一編づつ読んでいけば、麻読書の時間が待ち遠しくなることまちがいなし。
そこにあるいろいろな恋愛の形に、あなたの経験が新しい一編として刻まれるような、そんな感覚にとらわれてしまう素敵な本です。

4|恋愛中毒(著者:山本文緒/角川書店)


恋愛小説の最高傑作という人もいる、著者の吉川英治文学新人賞受賞作。
とにかく、丁寧で優しい描写力が特徴で、自然と本の中の世界に入りやすく、内容は決して軽くはないのですが、読書初心者でもしっかりとした読書体験を積むことができる一冊です。
恋愛から遠ざかって生きようとする主人公の女性と、それでも、強引にその心に踏み込んでくる男。
心の一つの面で恋愛を拒みながらも、どこかの面で恋愛を求め、結局恋愛に心をとらわれて生きてしまう、そんな恋愛中毒のような生活。
恋愛の持つ優しい美点と、強引なわずらわしさの中で、人を愛さずにいられない主人公の繊細な気持ちに共感せざるを得ない、そんな作品です。

5|時をかける少女(著者:筒井康隆/角川書店)


ご存知「ときかけ」でおなじみ、かつては映画化、最近ではアニメ映画化されて大人気を博した小説です。
この物語をアニメで知っている人にとっては、話の内容が若干古臭く感じるかもしれませんが、そこは物語の持つ圧倒的な面白さがそんな違和感を消し去ってくれます。
とにかく、おもしろさというその一点だけを取ってみれば、間違いなくトップクラスの面白さ。
SF要素、青春要素、恋愛要素。そういった、物語の面白さを加速させる様々な要素が、バランスよく、そして丁寧に組み込まれていて読み進める手が止まらなくなることでしょう。
物語を作り楽しませることに関しては、疑いようもなく日本を代表する作家のひとりである筒井康隆の手腕がいかんなく発揮されている彼の代表作の一つです。

6|この空のまもり(著者:芝村裕吏/早川書房)


おたくにニートに引きこもり、そして、新しい時代のネット愛国者。
そんな、今でもネットをひらけば会えてしまえるような、ある意味とてもなじみ深いメンタリティの人たちが繰り広げる、近未来SF的な青春小説がこれ。
とにかく、その内容にピンと来た人は読んで間違いなく面白いと思える小説です。
さらに、あまりピンとこないうえに、そんな人たちの青春にも恋愛にも興味ないという人でも、その読みやすさと内容の面白さは一度読んでみる価値はあります。
もしかしたら、近い未来に訪れるかもしれない世界の中で繰り広げられる、とある戦い。
今ある社会の形が、まさにこの小説世界の前夜のような気がしてきて、少し不安になるような、そんな気にもなる、おもしろい小説です。

7|よだかの片想い(著者:島本理生/集英社)


顔の美醜と言いうのは、恋愛において大きな要素です。
そうでなくても、最近の高校生の間では、イケメンや美人でないと……。という考え方が蔓延しているのですから、そことに心痛めている人も少なくはないでしょう。
この本は、そんな、顔にコンプレックスのある人たちにこそ読んでほしい、そんな本です。
物語の主人公は、顔に大きな目立つあざのある女性。
そのことをコンプレックスに感じ、恋愛や遊びからは距離を置いて生きてきた彼女が、とある出来事をきっかけに人生が大きく動き出して、そして、恋愛に目覚めていくという話です。
内容は、お察しの通り決して軽い話ではありません。
しかし、読み心地は非常に爽やかで優しくなっていますので、あまり重く考えずに読んでみることを勧めします。

8|ぼくは明日、昨日のきみとデートする(著者:七月隆文/宝島社)


出版時大きな話題を呼んだ、ベストラー小説。
その、ちょっと異質で斬新な話の筋と内容から、いわゆる「好きな人はとても好きだけど、嫌いな人は全く受け付けない」タイプの小説になっています。
しかし、読みやすさは抜群ですし、内容もさらっと読める内容。
物語もきちんと面白く、それはそれでベストセラー小説になるだけの魅力はあります。
しかし、学生のうちに、こういう感じで賛否両論の分かれる小説を読んでおくというのはそれなりに価値のあることであるのは間違いのないことです。
それは。みんながいいと思うわけではないということは、それは、もしかしたらあなたの物語の好き嫌いの傾向をはっきりさせるかもしれないから。
一度目を通して損はないのです。

9|夜は短し歩けよ乙女(著者:森見登美彦/角川グループパブリッシング)


大人気小説家である著者の作り出す、森見ワールドの代表的作品。
京都を舞台としたファンタジーを書かせれば右に出るのも花入ないといっていい著者の、真骨頂とでもいうべき、本当によくできたファンタジー恋愛小説です。
文体自体は、とても古風で好き嫌いの分かれるものです。
しかし、その内容は、さすがに人気作家とでもいうべき面白さで、この小説にはまってしまえば他の森見ワールドを堪能せずにはいられないというレベルではまってしまうこと間違いなし。
ハマるほど好きな小説家に出会うというのは、読書をするうえでとても幸せな体験。
学生時代の朝読書で、一生付き合って行ける「ハマる作家」に出会えるチャンスは、この本にあるかもしれませんよ。

10|僕が電話をかけていた場所(著者:三秋縋/KADOKAWA=アスキー・メディアワークス)


少し変わった感じの恋愛小説「三日間の幸福」で注目を浴びた著者。
そんな著者が送る、非常にシンプルで王道の恋愛小説が、この作品になります。
基本的に凝ったテーマや設定の小説を書く人は、文章力のいる王道が不得意な人が多い中、この本は王道でありながらしっかりと読ませる力があって、ち密かつ繊細な小説にでき上っています。
登場するキャラクターもしっかりと魅力的で、心理描写が卓越してることもあって、非常に感情移入しやすいのも、本書の良いところ。
物語もワクワクする良い出来になっています。
恋愛の一つの場面を切り取って、そこに深く踏み込んでいくこの小説は、きっと、高校生の心に深い感情のあとをつけていく作品になることでしょう。

11|また、同じ夢を見ていた(著者:住野よる/双葉社)


著者は『君の膵臓をたべたい』で押しも押されもせぬベストセラー作家になった、住野よる。
きっと、きみの膵臓を食べたいこと『きみすい』には、原作小説や漫画、ドラマなどで触れたことがある人も多いでしょうから、そんな人にはよりおすすめの一冊になります。
すこしファンタジー寄りの内容にもなっていますので、そういった世界観が好きな人にもおすすめ。
この世界にいる様々なレッテルを貼られ、そして今この瞬間を苦しんで生きている女性たちの姿をさらりと描くその力量は、さすがにベストセラー作家だなとうならされるものがあります。
人によっては、『きみすい』よりもこっちの方が好きな人がいてもおかしくないくらい、しっかりとした作品。
小説家の様々な一面を見るためには、話題作ともう一つは絶対に読んでおきたいものです。

12|小説の神様(著者:相沢沙呼/講談社)


学生小説家同志という、特殊な関係性の中で紡がれていく恋愛小説。
しかし、ネット小説の流行で、今や学生小説家を目指して小説を書いている人は少なくはないですから、きっと、この世界観に大きく惹かれる人は多いはず。
というのも、そこには、小説家という世界があるからです。
物語のなかでは、当然主人公も学生小説家ですから、小説家にしかわからない、読者の向こう側にいる人の苦悩や気持ちが学生という特殊な状況下で語られています。
しかも、そこに恋愛という要素も絡んできて、物語は厚みと深みを増していきます。
小説家という職業に夢を抱いている人は、ぜひそこにある現実と、そして素敵な時間をのぞいてみてはいかがでしょうか。

13|九月の恋と出会うまで(著者:松尾由美/双葉社)


“書店員が選んだもう一度読みたい文庫”恋愛部門第1位に選ばれた、ある意味間違いのない恋愛小説。
2019年3月には高橋一生と川口春奈主演による映画化が決定し(2018年11月現在)、これから大いに注目を浴びていくこと間違いなしの作品になっています。
物語は、すこしファンタジーやSFの要素が入って、ちょっと不思議なお話。
しかし、そこに描かれている恋愛模様はとてもシンプルで、感情移入しやすい内容になっています。
恋愛要素の濃い小説であることは間違いないのですが、この小説に関して言えば、女子高生だけでなく、男子高生にも照れずに読んでほしい内容。
恋愛というものについて、とてもやわらかに考えることのできる、そちらかというと恋愛初心者の方に読んでほしい、そんな作品になっています。

14|君に恋をするなんて、ありえないはずだった(著者:筏田かつら/宝島社)


まさに王道中の王道といっていい恋愛小説。
これといって大きな出来事もなく、あ他SF要素もファンタジー要素もなく、ありきたりの世界でありきたりに進んでいく、身近感の強い作品です。
それだけに、その恋愛の姿は心にグッとくるものになっています。
内容も地味なメガネ男子と派手目のギャルの恋愛という、ちょっと学生心をくすぐる恋愛の形で、どちらかというと少女漫画の恋愛に近い恋模様が展開されます。
あまりユニークではないオーソドックスな恋愛に飢えている人には、ぜひおすすめの作品です。

15|源氏物語(著者:紫式部、訳:瀬戸内寂聴/講談社)


光源氏の恋模様を描く恋愛小説ですから、間違いではないですよね。
特に前半部分は非常に青春小説の趣もあって、さすがに日本が世界に誇る古典だなと思わせてくれます。
と言われても、と思ったあなた、まあ気持ちはわかります。
たくさん読書をして、物語を読む力に自信がついたら、いつかぜひ、挑戦してみてくださいね。

本の中で一度恋をしよう。

朝読書の時間、そこで素敵な恋愛小説を読んで恋の世界に浸る。
そこには、実際の世界の恋愛をする前に、ぜひとも感じてほしい、虚構の世界の恋愛の経験を重ねるという大きな意味があります。
そうそれは、恋愛というものへの理解とその深さを知る一つの予行練習のようなもの。
あなたの人生を変えるような恋愛が、この先待ち構えていることを考えたら、その恋愛をうまくいかせるためにも、本の中で恋をしておくのは大切なことだと、思いますよ。

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